hebiashi diary

てれび見の記録など。

おかえりモネ16週「若き者たち」76話

本記事は↓の続きです。

おかえりモネ16週「若き者たち」の前におさらい(続き) - hebiashi diary

 

さて…。
この週は見どころが実に多くて、特に若手俳優の演技対決という意味でも実に見ごたえがありました。
りょーちんの失踪を受けて対立するモネ未知姉妹、未知を演じる蒔田彩珠さんの言葉の刃の鋭さ。
強くて優しいモネの親友すーちゃんこと野村明日美(恒松祐里さん)はみんなの緩衝材的役割。人を本当に傷つけるようなことは言わないんですよね、すーちゃん。大好きです。
りょーちん役は泣く子も黙るジャニーズのアイドルグループKing&Princeの永瀬廉さん。実はわたし、このりょーちん役で初めて永瀬廉さんの顔と名前が一致しました…キンプリで一致してたの平野君くらいなので(彼はドラマ出てたからね)
あとは、幼馴染sの後藤三生役に前田航基さん、早坂悠人役に高田彪我さん。
主役の清原果耶さんの、この6人の演技対決ですね。

 

ここで説明。りょーちんの父親・及川新次は震災時の津波で妻の美波さんを喪っているんですね。遺体は見つからないまま。そういうわけで一時は酒浸りになり大変だったのだけど、モネの父母が目配りして断酒を頑張ってるところです。そんなところに美波さんの実母(りょーちんの祖母)が「(そろそろ)死亡届を出してほしい」やってきて。おばあちゃんが言うにはいつまでも葬式も上げられないままなのは辛い…自分もいつまで生きていられるかわからない…自分が死ぬときには向こうで会いたいから、ということで…。新次はこれまで目を逸らしてきた「美波の死」と向き合わなくてはならなくなってしまったわけです。で、りょーちんが東京に来てる隙に、お酒、飲んでしまったんですね…。

高速バスで帰ろうとしているりょーちんを引き留めようと新宿に向かおうとするすーちゃんとモネ。未知は「りょーちんが来て欲しいのはお姉ちゃんだから行かない」と頑なな態度。そこへすーちゃん「そんなことわかってる。こういう時りょーちんが本音言うのはモネだよ…昔からそうじゃん。なんだろうね、そういう関係。ムカついた時期もあったけど…」そうかあ、すーちゃん、気付いてたしムカついてもいたんだ…。「高校生の時一瞬付き合った」らしい亮と明日美だけど、長く続かなかったのはそういう理由もあったのかも、とちょっと思わせるようなやり取り。「亮は自分や未知相手にはかっこつけるから」って、ほんとよく見てるよなあ…。なんだかすごく切ないですね。モネは一人で亮を迎えに行くことに。

亮を待つ未知とすーちゃんのところに現れたのが、モネと約束してた菅波先生。『サメ展』見に行くつもりでウキウキでまた早く着いちゃったのになんだか深刻な雰囲気を察して神妙な顔で入ってきますが…
「すいません。姉はいません。出かけました」みーちゃーーーーん!何言いだすのぉぉぉ!
「昨日会いましたよね、ここで。地元の。島の。姉はあの人のところへ行きました」
「わかりませんでした?なんか、空気感じませんでした?あの二人は、昔から通じ合ってる」
すーちゃんが遮ってくれたけど、先生、かなり動揺してるようです…モネも連絡入れてなかったし。
初見では先生の感情がうまく読めなくて、この状況をお医者さんモードで分析しようとしてるのかななんて思いましたけど、16週終わりまで見てから再見するといやこれ動揺してるわ…ってなりました。表情がスッと消えてるの…。モネもさー!連絡してあげてよぉ!ってなるけどこの時約束のことはすっかり頭から消し飛んでたんですね…

 

高速バスターミナル近くの喫茶店でぼんやり座ってるりょーちん。
彼を見つけて、モネは「起きてるの?」って感じで亮の顔の前で手をひらひら振ります。モネを見上げるりょーちんの嬉しそうな顔…ああああああやっぱお前そうじゃねーーかよ―――!モネ大好きなんか、やっぱ…。モネが一人で迎えに来てくれたことでもう完全に彼の中では出来上がっちゃってる感じです。そして他愛もない会話が彼の気持ちを一気に解しているのがわかる…
「オムライスあるよ?」「だってオムライス好きでしょ?」
「好きだけどさ」っていう時に、モネの事をチラッと見るんですよね。もうこれ大好きです。オムライスだけじゃなくてモネが。モネが好きなんだよりょーちんは。こんなに優しい顔をして見てるんですよ??

 

どうなる菅波!君の明日はどっちだ(知ってるけど