hebiashi diary

てれび見の記録など。

おかえりモネ24週「あなたが思う未来へ」116話

えー。

ついに最終週来ちゃいました。折しも週末には衆院選が行われるわけで、今週のサブタイトル、狙ったわけではないでしょうに「あなたが思う未来へ」だなんて投票スローガンみたいで、まさかこんなところまで「持ってる」作品になってしまった「おかえりモネ」です。

 

今日は、もうこれは全部台詞起こしするしかないか?とも思ったんです。それほどまでに核心を突いたやり取りが続いたので…。でも起こしたものを読むよりも本編見た方が断然いいのは間違いないしそもそも本編見たかたがここ見てくれてるだろうし…(でも気が向いたら台詞起こしするかもです)

 

そして、いつもならだいたい自分のTLにフォロイーさんたちの感想を見に行く前にこれ書いてるんですけどさすがに今日は我慢できんかったww

 

アバンは…と書き始めたけど、今日の回、連ドラやアニメなら最終回あるある「OP曲がエンディングで流れるパターン」だったので、しかもタイトル表示は開始直後に画面右上に出ただけなので正式にはアバンタイトルではないですね。とにかく先週の続き、モネが亮と話してるところにやってきた菅波”いつも間が悪い”光太朗、彼と亮の二人でラジオブースの中のモネにお手振りするシーンから始まりました。

 

ちょっと気まずそうなモネの様子を見て、亮は「こっちのこと気にしてる」とモネの方を見ないようにします。そして菅波と話を始める。天気番組のテーマ曲が自分たちの思い出の曲だという亮。

「19対5」は、モネの島での年数と自分と出会ってからの年数だと解説する菅波。そんなことで揺らぐわけではないと言う。でも亮に少し「うらやましい」と言います。これ、神野さんが言ってたことと似てるけど菅波のは根本的なところが違ってて、「彼女が受けたつらさを僕も分かち合いたかった」ということなんですよね。

モネのことを大事そうに話す菅波に亮は尋ねます。「そんなに大事だと怖くなりませんか」母を失ったこと、そして母を失った父の姿が亮の頭の中にはいつもあるんですね。「もしもそんな人が目の前から消えたら…」

 

「怖いですよ」と答える菅波。お互いのせいではなく不可抗力で失う可能性もゼロではない、と。「未来に対して僕らは無力です」「でも、だから、せめて今、目の前にいるその人を最大限大事にするほかに、恐怖に立ち向かうすべはない」すがなみーーーー!せんせえーーーーー!好きぃぃぃーーーーーー!

 

でもって、これこそが亮の心にフィットした答えだったみたいですね。

 

番組が終わるころには亮の姿はなく、菅波は一人でモネを待ってました。

 

いつもの店で亮を待つ未知。

ここ、この店に入ってくる亮の顔つきが、もうこれまでとは全然違う顔なの!!亮の姿を見て微笑む未知をしっかり確認して、何かを心に決めたようなちょっときりっとした顔。

 

モネの仕事場見学する菅波。「これだけの初期投資に対する利益が一円もない」とバッサリだよぉあんたコンサルかよぉWE社の回し者かよぉwwwでもこれもモネとのじゃれ合いなんですよね。言葉でのじゃれ合い。モネも負けてないからね。

「少し話しませんか」とモネ。モネ実家に行く前の作戦会議ですかねw

自分たちのスタイルがモネの家族に受け入れられるか少し不安な菅波。結婚を考えてはいるけれど、自分はまだ東京でやらなくてはならない仕事があるしモネも地元での結果を出さなくてはならない。だからいわゆる「普通の結婚」のイメージとは違うスタイルになってしまう。そのことをモネの家族に告げてしまっていいのか…と、どこまでも誠実だなあ…菅波…。

それに対するモネの答えは…

「先生、前に言ったの覚えてますか?」「”一緒にいるってどういうことでしょう?”って聞いたとき。…”一緒に、二人の未来を考えるということじゃないですか”って」「私は、私たちを説明するとしたらそれで十分なんじゃないかなって」

「何かあったら先生と二人で考えて答えを出す、私はそういうのがいい。そういう先生だからいい」

これ……「好きです」も「愛してる」も無いけど、めちゃめちゃ愛の言葉ですよね……。モネの菅波に対する気持ちがはっきりと語られるシーンはこれまで本当に少なかったけど、自分の好きな彼女がこれほどまでに信頼を寄せてくれてるんだと思うと、ぎゅっと抱きしめたくなりませんかね(菅波はそうしませんでしたけど)きっとそういう演技プランも無くはなかったと思うんですが、このふたりはあくまで簡単にハグしないという方針を貫いたんでしょうね。と邪推。もちろんこの後のりょーみーのシーンが糖度高めなのでその対照としても。

 

一方その頃…

亮と未知も和やかに話してる。

以前の「大事な人につらい顔させるのは嫌だよ」という発言を振り返っている亮。

こんなめんどくさい自分ではなくて、こういうことを知らない別の誰かとのほうが未知は楽に笑えるんじゃないか?と考えたと。

「楽に笑いたくて一緒にいるわけじゃない」突然亮がそういうふうに言い出したので不安になる未知。

「ずっと…気になってたんだけど」未知が時折、自分よりずっと苦しそうな表情をしていたと。「ずっと、しばられてきたんだろうなと感じることがある」「そういうのはオレだから感じてやれんだよな…他のヤツには絶対わかんない。でもオレならみーちゃんが抱えてるもん、わかんなくても想像できる」「それはオレらだからだし、みーちゃん心の底から笑えるようにしてやれんの、たぶんオレしかいない」

亮ーーーーー!お前もかーーーーー!さすが本作の裏ヒロイン・及川亮。正ヒロインが心の内を明かすタイミングで亮も思いのたけを未知に語るとか、泣いちゃうでしょうよ(未知と視聴者が)

そんでもってダメ押しとして、あの嵐の時、船の中でこのまま死ぬかもとか全然思わなくてただみーちゃんに会いたいなと思ってた、って

 

涙腺崩壊やんーーーーーー!(未知と視聴者が)

 

そして泣き出す未知の頭を包み込むように抱く亮……やっと「これでいいんだ」と、思えたんでしょうね。えっひょっとしてこのあと未知はお泊りですかね(心のゲスニック西条が…)ていうかいつもの店の常連モブのみなさんも「よかったねえ」ってなってるのかも。

モネと違って未知の中には恋愛軸もあるから、こっちはわかりやすいっちゃわかりやすかったですね。

みーちゃん、また待たされることになる(=漁師の妻は待つのが仕事)んだから、待ってる間に研究も進めようね!いざってときにみーちゃんもちゃんと自分の仕事持ってることがどれだけ亮くんを安心させるかってことはまだわからないかもしれないけど、そういうことだからね!

 

で、OP曲をバックに橋を渡って実家に着いたモネと菅波。

緊張気味のふたり、言葉遣いも普段にも増しておかしくなってるw「極力冷静に振舞いますが…もし僕が何かおかしなことを口走り始めたら全力で止めてください」「わかりました」「僕より…緊張してらっしゃる?」(敬語だよwww)

それでも覚悟を決めて家に上がったものの……

 

コージー、まさかの敵前逃亡!!