hebiashi diary

てれび見の記録など。

『ちむどんどん』もうちょっと。

この記事は 『ちむどんどん』完走しました。 - hebiashi diary の続きです。

前回、総論的な内容で終わってしまったので、言い足りなかったところを少し足そうかなと思い、書いてます。

◆本作の好きだったところ

・「ちむどんどんする」「まくとぅーそーけーなんくるないさー」「わじわじーする」…などの沖縄ことばをいくつか知ることができたこと!「ちむどんどんする」「わじわじーする」とか、たぶんドラマ中でジャストな使い方がされてたんじゃないかな?と思う。ニュアンスも含めしっかりと伝わってきたのでこれらは私の中では定着しちゃいそう。

・優子(仲間由紀恵さん)の琉球舞踊。指先まで神経が行き届いた踊り、腰を沈めた姿勢を保つ体幹の強さ、視線の美しさ…本当にすてきでした。

・歌子(上白石萌歌さん)の沖縄民謡。三線も学ばれて劇中で披露しててすごい。透明感のある歌声と裏声に変わるところ、劇中の時間経過も感じさせてくれてさすがでした。

・出演されてる俳優さんたちが、どの方もちむどんどんの世界の中でしっかり生き切ってくれたこと。キャラクターとしては破天荒だったりちょっと無茶苦茶だったりした人もいたけど、見ていくとちゃんと理由があってのことだとわかったので。

・嘉手苅役の津嘉山正種さん、大里五郎役の草刈正雄さんなど、ピンポイントに出てこられたベテラン勢のお芝居のすばらしさ。胸に迫る語り口に掴まれました。

・半年間、ヒロイン暢子を立派に勤め上げた黒島結菜さん。結婚式での琉装、本当によくお似合いだったー!次はぜひ琉球王朝もの(時代劇)で姫役をやってもらいたいです!美しく凛々しい姫、きっと似合う!待ってます!

川口春奈さん(爽やか!)、佐津川愛美さん(芝居達者!)、飯豊まりえさん(可愛い!)とても印象的でした。

・砂川智役の前田公輝さん、ニーニー(賢秀)役の竜星涼さん、博夫役の山田裕貴さん、和彦役の宮沢氷魚さん、矢作役の井之脇海さん、本作の男性陣は誰もかれも一癖も二癖もある役柄ですごく大変だったと思います……特にニーニー役の竜星涼さんは役の上での行動が物議をかもしていましたからね。私も最初はニーニーを「ありえん!」って思ってましたが、途中からは「ニーニーどうなったかな…」と気になるようになってしまいました。

・脇を固めるベテラン勢がきっちり仕事してくれました!原田美枝子さん、高嶋政伸さん、山中崇さん、鈴木保奈美さん、中原丈雄さん、片岡鶴太郎さん、長野里美さん、円城寺あやさん、他にもたくさんのベテラン勢・中堅勢が若いメンバーを支えていました。下地先生(片桐はいりさん)最高!

大森南朋さん、戸次重幸さん…暢子と和彦それぞれの父親役として、寛容と多様性、沖縄と本土を象徴するふたりは作品の背骨になっていたと思います。

 

まだ書き足りない気もしますが、また思いついたら書こうと思います。

 

演者の皆様、スタッフの皆様ありがとうございました!

お疲れさまでしたー!