hebiashi diary

てれび見の記録など。

おかえりモネ16週「若き者たち」77話

本記事は↓の続きです。

おかえりモネ16週「若き者たち」76話 - hebiashi diary

 

さて、77話を振り返ります。

りょーちんが夜を明かした喫茶店に迎えに行ったモネ。他愛もない話をして和んでいます。

「もう全部やめてもいいかな」と昨日の電話の事を振り返ってます。りょーちん、母親の美波さんを津波で喪い、そのことで父親の新次さんが壊れちゃって、そんな父に代わって高校卒業して漁師をやってるんですね。新次さんも陸の仕事をなんとかこなして立ち直ろうとやってきたのに…そんなところにやってきた「死亡届」の話。新次さん、耐え切れずお酒に手を出してしまった
のね。それを知ってもう全部やめたくなってしまったりょーちん。モネはそれに「やめてもいいと思う」と答えます。
りょーちんは泣き言を言ってしまったことを「だっせえな…」と自嘲して。でもそれ、誰かに言ってほしかった言葉ですよね。誰かっていうか、これはカッコつけのりょーちんからするとモネにしか言えない泣き言だから、モネには否定されたくなくて。
「周りの期待に応えること、最初はラクだけど、でもだんだん苦しくなる」と今の気持ちを正直に打ち明けるりょーちん。(私は聞いてないんですけどTwitter情報によるとこの時モネの脳裏には別の人が浮かんでるらしいですね。モネは以前、菅波から同じようなことを聞いています)
「このまま帰っちゃだめだよ」モネ、りょーちんに少しでも休んでもらおうと思ってそう言ったんですけど…りょーちん、うん、もう完全にモネが、彼女を求める自分の気持ちに気付いてくれてるんだ、と思っちゃってますね…切ねぇ…切なすぎる…

 

合間に挟まる新次・耕治・亜哉子のシーン。及川家の冷蔵庫を開けて手早く料理する亜哉子さん、3人で囲む食卓で話題に出るのは美波さんの事。このシーン、なんだかお通夜みたいでした。故人の思い出を語る3人。結婚前に耕治が言ってた「島に忘れられねえひとがいます」、これは美波さんの事。新次と耕治を従えてお姫様のようだったと。この話を笑って語れる亜哉子さん。結婚後に美波さんと仲良くできたから島に馴染めたと言っていたから…それでも、強いひとだなあと思います。

 

汐見湯ではすーちゃんから状況を説明されて、一応は納得した形の菅波先生。汐見湯を去るときに何を思っているのか少し曇った表情でしたね…。ちゃんとモネから説明うけてね?

菅波に激しい言葉をぶつけてしまったみーちゃん、どうにもばつが悪くて「島に帰る」と帰る支度を始めてしまいます。汐見湯を出ようとしたそのとき、帰ってくる亮とモネ。それでも先に帰ると言い張ってるところへやってくる悠人と三生、ナイスタイミング!すーちゃんが連絡とってくれてたもんね。すーちゃんGJです!
モネはみーちゃんに「(4人で一緒に帰って)仙台から先はりょーちんのこと見ててあげて」と言ってます…っていうか、モネ、まだ知らないんだよね?みーちゃんが菅波先生にクリティカルヒットを与えてしまっていたことを…

「おねえちゃん…ごめん…私…菅波先生に…」

あっ!ってなるモネ。すっかり頭から消し飛んでましたね、『サメ展』デートの事。

菅波に電話で謝り倒すモネ。「そんなに謝らなくても大丈夫ですよ。昨日は僕のせいで行けませんでしたし」

「事情はききました。そういう時にこっちのことを忘れてしまう人の方が僕は信頼できます」先生優しいなあ…。

黙ってしまったモネに「ん?」って促すその声も優しい。「もう謝らなくていいから…まずは、そちらの時間を大事にしてください」と言いつつも、ちょっと何か考え込んでいるような表情の菅波…。

 

汐見湯で昔話に花を咲かせるモネ達。

疲れて眠ってしまった亮。みんなはこの先の話をしてる。悠人くんは半年後に公務員試験を受けて卒業後は市役所に勤めるつもり、三生は実家の寺をそのうち継ぐと。あと3年は卒業できないって言ってたけど…ギリギリまでやることやってからってことだよね。それだけ重いものを託されることになるんだよね。

亮も家業を継いでいるわけだけど、今回あまりにつらそうな亮の姿を見てすーちゃんは「やめて東京でも仙台でも来ちゃえばいいのに」みたいなことを言います。でもみーちゃんとモネは賛同できない。

「なんで?そういうのおかしくない?なんで地元で頑張ってるのが偉いみたいになるの?」とすーちゃんが続けるところで78回に続きます。