hebiashi diary

てれび見の記録など。

おかえりモネ19週「島へ」94話

モネとみーちゃんのけじめはキッチリついた模様。

最悪仕事を辞める覚悟で切り出した「島に戻る」という選択。生きてさえいれば逃げてもいいんだよ、といろんな方向から言われてきて、やっと逃げるのをやめることができたモネがやっとその逃げと立ち向かうことになりそうですね。

みーちゃん、正直なところどうなのかな。動揺していないのかな。

姉との間にあった大きな距離は縮まったようだけど…それ、受け入れる必要あったのかな。元通りにする必要、あったのかな?

もちろんね、実際問題としてきょうだい仲は良いほうがいいですよ。でも家族を聖域にしすぎな気がしています。どうしても親目線で見ちゃうんですよね。親からすれば逃げようが残ろうがどっちも自由に生きてくれて構わないのにな、って(コージーはね?)思ってるんじゃないかと。もちろん禍根は残さない方がいいんだけども。

でもまあ元通りにはならないですよね。その必要もないし、二人とももう大人だし。なんか永浦姉妹、偉すぎて正しすぎて眩しいな…

 

さて東京に戻ったモネ。菅波とはまめに連絡とり合ってたみたいですね。今度はすれ違わずに会うことができました。

汐見湯のダイニングで待つ菅波の後ろ姿を見るモネ、情感ありましたね。尺もたっぷりとってあった。

菅波がモネに会わせたかった人は、菅波のトラウマの原因となった元患者で元ホルン奏者の宮田です。今はボイラー修理の仕事をしていて偶然菅波と再会したのでした(92話)

で、その時の話の続きがなされます。92話で「今、生きていることが大事だ」と言った宮田さん。実は小学生のお子さんがいたんですね。6年前に肺がんを患った時はまだ幼児だったんですね。そんな我が子が「蛙の子は蛙」で音楽好きで、仕舞ってあった宮田さんのホルンを見つけて吹いてとねだったので、吹いたと。見るのも辛くて仕舞い込んでいたのに、手に取って吹くことができ、子どもがそれを見て大喜びする姿を見て「最高の瞬間を得られた」と言う宮田さん。

菅波が昔のままの菅波なら、きっとすれ違っても声を掛けたりせずにいたかもしれない。昔は無愛想でしたからね、と笑う宮田さん。きっと問題が起きた直後の菅波は宮田さんと目も合わせられず姿を見たら踵を返して逃げ回ってたんだろうな…っての、想像に難くない。ちゃんと向き合うことができたから、今こうして笑顔で話すことができているんですね。

しかし子どもって本当に希望なんだなあ…と思いますね。小さい子は特に、大好きな親を全肯定してくれますからね。宮田さん、生きてお子さんの成長を見られて本当に良かったし、すごく救われたのだと思います。

 

菅波、そんな宮田さんに演奏を頼むことにしてたんですね。

どんな曲を演奏してくれるのかなあ…楽しみです。