hebiashi diary

てれび見の記録など。

おかえりモネ21週「胸に秘めた思い」103話

・「みーちゃん、東京行ってみたいんじゃない?」

 アバン、昨日の続きです。「あたしは何がしたかったんだろう」という未知の言葉に東京行ってみたいんじゃないか?と返すモネ。

 

・漁協の事務長から電話

 この電話を受けた亜哉子さんが牡蠣棚の件を知ってしまいます。龍己さんを問い詰める亜哉子さん。「永浦水産は俺の代で終わっていい」と言う龍己さん。ダイニングで二人のやりとりを聞いているモネと未知。(と、帰宅したけど緊張した雰囲気に顔を出せずにこっそり話を聞いているコージー

 「私が継ぐよ」みんなそのつもりでいたでしょ?と言う未知。水産高校で水産課行ったんだから、という未知に、

 「みーちゃん、あんた、研究が好きだろ?」研究と生産は違うぞ?と言う龍己さん。

 「わかりました、私が牡蠣の養殖続けます」と話をまとめようとする亜哉子さんにも、

 「亜哉子さんは子どもに関わる仕事がしたいんでねえの?」島には夏休みに子供を預かる『島の里親制度』というのがあって、永浦家でもかつて民宿をやっていたころに子供を預かってたんですね。そういう仕事がしたいんじゃないのか?と言う龍己さん。さらに「(雅代さんの)介護のために学校を辞めなければならなかったのが心残りだったんじゃないか?」と追い打ちをかけるが

 「ちがいます!」そんなことはない、と語気強く否定する亜哉子さん。亜哉子さんが教師を辞めた理由はどうやらそこにはなさそうです。理由を言いかけて、でもどうにも口にできない辛い思いを抱えているような亜哉子さんです。

 それにしても龍己さんは本当に家族の皆のことをよく見ていますよね。本当に彼らがやりたいことをよく見ていて、家業のために犠牲になってほしくないと思ってるんですよね…。家業を閉じることも結構つらい選択だろうと思うのですが…。

 

・未知の部屋

 このやりとりの後、未知の部屋で話す未知とモネ。八方塞がりとなってしまった未知はモネに「おねえちゃんはいいね、好きなことを仕事にして、島に帰ってきて、好きな人と気持ち通じ合ってて」と激しく責める…以前のモネなら固まってしまうか、その場を後にしていたかもしれないけど、今のモネはもうそうじゃない。「ちゃんと話してほしい」と言うモネに「研究…家の仕事…亮くん…。ダメなの。もう頭ん中ぐちゃぐちゃ」とどうにも行き詰っている気持ちをぶつける未知。

 

・翌日早朝

 モネが気嵐を見るために早く家を出ようとしていると、昨日のやり取りを聞いてしまってたコージーが久しぶりにトランペットを見ている場面に遭遇。コージー、自分がそもそも音楽やりたくて挫折して、家業は継がず銀行員の道を選んだことを悔やんでいるのか…決めるのは自分だけど自分の決断は正しかったのか?と迷っている様子です。

 

いやーーーーー、ほんと、きつい、厳しい回ですね……

あの突風さえなければ、もう少し猶予があって軟着陸できただろうに…。こればかりはモネが気象予報士になっても防げなかったかもしれない状況だけに余計きつい。

永浦家の面々はどのように選択するのか、物語は佳境に入ってきた感じです。