hebiashi diary

てれび見の記録など。

おかえりモネ21週「胸に秘めた思い」102話

・どうして気象予報士になろうと思ったんですか

 アバンは地元中学生のこの質問に答えるシーン。

 「誰かの役に立ちたいと思ったから…」面白くなかったかな、と自分で苦笑してしまうモネに「面白くないというか『きれいごと』っぽい」という中学生。モネの脳裏に先日の亮の「綺麗事」発言がよみがえる。「ほかの人からもそう言われたのでそうなんだろう」と言うモネにちょっと意外そうな顔を見せる中学生。

 

・お昼の放送

 天気予報の放送時間が来ても帰らず見学したいという中学生・石井あかり。放送中、ちょっとした手助けをしてくれたお礼に、と放送後に飲み物を渡し話をするモネ。モネの渡したカップに「ありがとうございました」とウサギのイラスト。モネの手書きかな。こういうところ、モネの気配り力の高さを感じるというか、このちょっとしたアクションが気の利く若い人っぽいなと思います。きっとこれまでもこういう細かいコミュニケーションを自然に積み重ねてきたんだろうな。こういう人が身近にいるので「あるある」ってなります。

 中学生のあかりと話すモネ。自分が5年半ぶりに帰ってきたことを話すと、あかりも6年いなかったと言う。6年ってことは…どの段階で離れたのかはわからないけど、8年前の震災当時は小学校入学前ってことになるのかな。中3になるタイミングで戻ってきたってことかな。

 6年いなかったことを聞いて「私たちはちょっと似てるのかな」と言うモネに対して「…どうかな」と答えるあかり。「(中3は)周りの空気もいろいろ感じてしまう年頃だよね」というモネの言葉にも「どうかな」と返事をするあかり。その返事を聞いて「いいですね、正直で」と返すモネにまたまた意外そうな顔をするあかり。「『そうですよね』なんて簡単に言えない」とモネは言う。モネのこういう対応に「この大人はちょっと違うかも…?」という印象を持ったのかな、あかり。

 

・坊主DJ爆誕

 モネPと悠人くんがセッティングして坊主DJミツオが爆誕しました。「人間とは何か、人生とは何か、この世に生きるとは何なのか」深く考えていきたい、と自己紹介する三生。日々をやり過ごすことに精いっぱいで『深い話』『重い話』から遠ざかりがちな人々の希望の星となるのか三生。宗教者の話すことっていわば究極の『綺麗事』ですよね。作務衣の襟元から派手なDJっぽいTシャツがのぞいてたよ三生。やる気満々だね!

 

・地域防災推進提案

 前に話していた「地域医療などと連携して要避難者の情報がわかれば地域防災の役に立つ」を具体化して動こうとしているモネ。悠人や三生と話しているうちに三生の「町と島ではプライバシー感覚が違う」という言葉にヒントをもらう。

 さっそく島の家々にアタックするモネ。もともと島の子だし知名度もあるしで滑り出しは上々、お年寄りのいる家庭は情報を提供してくれた様子。被災したときは真っ先に避難が必要になるからね。

 

・みーちゃん……。

 酔った未知を迎えに行くモネ。かなり飲んだ様子です(そういえば亮が未知は酒が強いって言ってたよね)。この感じは亜哉子さんが見たら「あんまりいいお酒じゃないね」って言いそうだなあ…。だからか、少し酔いを醒まさせようと市民プラザに立ち寄るモネと未知。

 酔った勢いもあってか愚痴をこぼす未知。「いつもこっちから誘う」「いつもこの時間には帰される」「何年たってもわかんない…勝手にずっとそばにいて…向こうは好きな人とか大事な人とかホントにいらないと思ってるのかもって…」ここでモネの回想が入る。79話ですね。『怖えよ』(この回の感想、書きかけでまだ下書きに入ってるんだった…)ってやつですね。みーちゃん聞いてたもんね。

 「だとしたら…怖くて聞けない…」

 うーん。未知と亮、ずっと一緒にいるけれどどうやらいわゆる「恋人同士として付き合ってる」わけじゃないのかも…。だから三生も悠人も「微妙」と評したのかも。

 目線の先にあった宇田川さんの絵を見て「あれは海かな…」とつぶやく未知。「菜津さん元気かな…」「東京か…」宇田川さんにただただ寄り添い続ける菜津を思い出しているのか…

 「あたしは何がしたかったんだろう……」

 

ただただ未知の懊悩に耳を傾けるモネでした…