hebiashi diary

てれび見の記録など。

彩雲国・もさ子の女たるもの

昨日7〜9巻と書きましたが、これは外伝を含む巻数です。要は茶州舞台で影月メインの3冊です。アニメはこれからそこに入るみたいですね。なので中身については触れないことにします。
読んでいてもなかなか面白く、つい最後まで読みたくなってしまいます。主人公の周りにはいい男が集まりまくりでルビーパーティの作るゲームみたいな感じ。まあ不満は多々あるのですが(主なところを言えば登場人物が薄っぺらく類型的すぎで単純)それでも読ませてしまう何かがあると思います。筆のすべりが良すぎて唐突に場面展開しちゃってるってところもありますが、でもあとから拾われてたりすることもあるのでそれほど置いてけぼりってことはないですし。この作者の作るのはやや「頭でっかち的理想世界」ではあるのですが、これはある意味「切なる願い」かもしれないなと思います。青臭いですが、捨てたもんじゃない。
厚生労働大臣にぜひおすすめしたいシリーズです。


もう一冊は最近流行のブログ本(らしい)。
主人公で書き手は都心に勤めるモサいOL・もさ子。いやー、ホント、今都心でOLやってなくてホントに良かった。私は絶対生き残れません。