一応畳みます。
全編にわたるバレエシーンと、虚実そして妄想が綯い交ぜになった世界、Ｒ１５に指定されるだけあって刺激的な描写、あっという間の２時間でした。完全にネタバレしてるWikiを見ると、すべてが主人公ニナの妄想（心の闇）だったというように書かれているけれど、自分はそうは見なかったな。まあ妄想は妄想なんだろうけれど、ニナは闇に陥れられる白鳥の女王そのものだったという感じ。監督／振付家のトマは王子でありロットバルトでもあるというように見ることもできる。ニナのライバル・新人のリリーは黒鳥のようにデモーニッシュ。
筋は一言でまとめることもできて、今それを書きたくてたまらないんだけど、我慢する（苦笑。
にしても、女優さんってホント、体を張ってなんぼの仕事ですね。アカデミー獲れて良かったと思うわ。
これ、主役がナタリー・ポートマンなので、吹替版を作るとしたらひょっとして真綾ちゃんかなあ。かなりきわどいシーンがあるんだけど…。
