hebiashi diary

てれび見の記録など。

昨日はムスメが夜中の12時まで起きてたりして(1時間半ほどの昼寝でこんなに元気になるとは…半泣)結局ノエイン以外何も見られなかったわけです。
今日は早速「かしまし」最終回をまず見たよー。
さてー、午後に備えて今日は早めに買い物に行っとくか〜。感想はまた後で(とりあえず残りを見るほうが先ですね)。


ノエイン もうひとりの君へ#24(最終回) ★★★+☆ 感想は別エントリで。って、まだまとまりません。がんばります。


ガラスの仮面#51(最終回) ★★
やっぱ原作未完なのは痛いよなあー。中途半端なところがあるとしても仕方ないっていうか。つか源蔵大活躍。最後まで奥様と運命を共にしましたね。
原作ってこのまま未完で終わるのかしら。いやもうそれでもいいやって気も少しするんだよね。でもって続編の二次創作を許可してくれれば、いろんなバージョンが読めて面白いんじゃないのかしらん?


甲虫王者ムシキング 〜森の民の伝説〜#52(最終回) −
一応テレビがついてはいたんだけど、でもって流し見はしたんだけど、これはおそらくちゃんと51話全部付き合った人にとってのご褒美的最終回なんだろうな〜、と思いました。


かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜#12(最終回) ★
うひゃー。本当の最終話(第13話)はDVDらしいけど、放映されるのはここまでなのでここまでで判断するしかないわけで。
とりあえずとまりちゃんとの思い出作り終了、やす菜エンドかと思わせて実は…ってことなのかなあ。うう、やっぱり中途半端としか言いようがないなぁ。
でもまあ、見てる間は結構面白いところもあったんで、つくづく惜しいなぁと。


プレイボール2nd#12 ★☆
プレイボール2nd#13(最終回) ★★☆
うわー。ラストでこの曲行きますかー。ジワっと来ますね。うう、たまんないなこういう仕事。「キャプテン」を見てた人は涙必定。
しかしつくづく、どうしてこれが深夜なんだろう。私みたいな年寄り(笑)が見るだけだから深夜でいいって判断なんだろうか。確かに子どもの目を惹くような華やかさはないし、根性とかやる気とか、そういう要素が強いからねー。でもこういうの本当は必要なんじゃないかと思うよ。今だからこそ。


クラスターエッジ#25(最終回) ☆
ぽかーーーん。
これは…なんといったらいいんだろう。「ありがとう…」エンド?「キラキラ降ったー!」エンド?サンライズお得意の「羽」ひらりエンド?
いや。確かに駄作。まごうことなき駄作。でも嬉しいよ。最後まで付き合った甲斐のあった駄作だこれ。初回を見たときにここまでのトンデモエンディングを予測できましたか?出来ないよね?そういう意味では、本当に付き合った甲斐があった。うん。珍しいものを見せてもらったという感じです。


さてー、あと残ってるの(未見)はアカギさんだけだ。でもアカギさんを見る前にノエインをやっつけようと思います。
いったんここでアップ。


■[ノエイン]ノエイン#24(最終回)
あー。終わりました。きっちり、きっちり、終わりました。
昨日も書いたけど、なるべくならずっと見てきた人にはネタバレ無しで見てもらいたいと思うので(だから何様だっつーの、自分)畳んどきます。
以前から何度も書いているとおり、私は「天空のエスカフローネ」という作品で赤根監督と出会ったわけですが、TVエスカから約10年の時を経て、ようやく、満たされなかった何かが満たされた、そんな印象を受けたのです。
世界は再び整合性を取り戻し、再会すべき二人は手を取り合って地上に戻ってきた――もうそれだけで、どれほど嬉しかったことでしょうか。

出会いと、そして別れが描かれていました。赤根さんはやっぱり「往きて還りし」世界を描くのが巧いです。異世界がいかにも異世界らしく「この世ならざる世界」を生み出すことにも長けてる。それは、イサミや先生が口癖のように呟いていた「ありえねぇ…」が、本当に「ありえなく」見えるということ。徹底的な非日常を描写することによって、日常の美しさ、ベタな言葉で言えば「小さな幸せってヤツ」が輝きだすのですよね。

とまあ褒め褒めはこのくらいにしておきます。とはいえ別にここから先が批判になるとかいうわけではなくて、ようやく普通の感想に取り掛かれる、と(笑。いつものように取り留めない感想になりますがご容赦。


・さてー。いやはやビックリしましたね。巨大アトリんね。アトリんの背中から生えてるアレ(なんと表現したらいいのかわからんのでとりあえず「アレ」)が巨大化してアトリんを包み込んじゃって、アトリん巨大化。仏像遊撃艇はオレが引き受けるからハルカを助けに行け!ってカラスに言うんですよ、あのアトリんが。

・ハルカがノエインに飲み込まれたことで龍のトルクの力が一時的にノエインに集中、世界の、シャングリラへの収束が始まってしまうんですね。で、そのことで現実世界とシャングリラがリンク、シャングリラの仏像遊撃艇が現実世界に侵食を始めて、それを止めに来た巨大アトリん。でもってミホだけが巨大アトリんをアトリんだと認識したんですよ。ああこれでアトリんの存在も確定された、それと同時に本作という世界が確定したのだ、と思った瞬間です。ここが一番泣けたかも。

・ハルカを失ったユウ(というより過去のノエイン)はどうやらテロリストへの道を選んだらしいですよ。過去のノエインにとってはハルカが世界のすべてであり、したがってハルカのいない世界は意味もなければ存在理由もないものになったんでしょうね。でも世界を破滅させたことで彼はハルカをも見失い、忘れたのです。ユウはノエインに「僕はハルカを忘れたりしない!」と宣言することで、ユウはノエインになるかもしれない未来とは決別したんですね。
ノエインとカラスの最終対決も見ごたえがありました。

ノエインの作り出したシャングリラ界という世界は、選択肢がなく、ただ世界の終わりにのみ方向付けられた収束する世界。可能性としてはありうるけれど、今回は誰も認めなかった(確認しなかったゆえに確定しなかった)世界。

・世界の終わりを見届けに地上に上がるアイやリリ、ミホたち。
ヴァーチャルな観測者(としてラクリマのハルカが入ってたっつーことですよね)を作っても意味がない、と悟ったトビくんの指示でラクリマ界に戻ったコサギはレイズシュミレータを破壊。おそらくラクリマ界は、対であるシャングリラ界と共に消滅したのかな、と思います…。トビくんも消えたしね(涙。

#でもここで、現世の観測者であるハルカたち一同と、私たち視聴者がシャングリラ界とラクリマ界の存在を観測し確定することができた、というわけですよ。メタな視点になりますが、つまりはそういうことになるんじゃないかと思うわけです。

・最後のシーン、これは何年後と考えるのが妥当なのでしょうかねー?
他のシーンの断片から考えるに、大学を終えて帰ってくるということなのかな。ハルカが17歳で死んだ世界、ではないんですね。

・ハルカとカラスの再会の約束
ユウはカラスではないけれど、カラスであったかもしれない自分を認識したことで、カラスがユウに含まれることになった=ハルカがカラスと再会できるよ、ってことかなー。なんとなく。

・大人たちもちゃんと自分たちの仕事をしてましたね。郡山さん渋いなあ。ますます藤原さんに惚れちゃいそうです…。内田ちゃんもかわいかったよね。シノエモンって結局何がしたかったんだろ。何のためにあそこまで強引になる必要があったのか。破壊者たりたかったのか。

・謎の老人は特定の誰かというより、ウロボロスの環(=龍)の擬人化だったようです。

・でもって画だけど、今回は美しい一枚画の世界ではなく、ダイナミックな動きで迫力の映像メインという感じでした。


あーん、まだまだ未消化で、とてもまとまった感想とまでは行きませんでした。とにかくメッセージの洪水を乗り切るのがやっと、アップアップしてるというのが正直なところです。