hebiashi diary

てれび見の記録など。

赤い疑惑#3

 はいー。終わりましたね。
 子どもの頃見てたんですが(再放送でも何度も)、ヨットでのキスシーン、そこまでしか覚えてませんでしたよ。あのあとあんなシーンあったっけ。という感じだったのですが。あああったかもなぁ、とラストの縦書きテロップは何となく記憶に。
 しかしこのドラマ、意図していたこととは全く違うと思いますが、今見ると「僕生き」同様「QOL(quality of life)」をテーマにしたドラマに見えますね。というのも、今でこそ白血病は治癒可能な病気になったのですが昔は不治の病とされていたので、自然そちらの方向に話が進んだのではないかと。で、医療に出来ることには限りがあるということを、ズバッと言い切ってしまっているんですよね。
 ドラマのほうは、とにかく最近のドラマにはありえないような超展開、超演出が見られて笑ってしまいそうになることもしばしばだったのですが、藤原くんはよかったですねえ。さすが舞台人だけあって、ヘタな人がやったら大袈裟にうつる芝居もなんつーかいい意味で舞台を見ているような滑らかさでした。しかも、とても集中しているというのが画面のこちら側にも伝わってくるような芝居でした。彼が喋ると、ちょっとこっぱずかしい台詞も舞台チックに聞こえるので恥ずかしくないんですよ。うーん。すばらしい。
 次回の「赤い」シリーズリメイクは、綾瀬はるか主演「赤い運命」。これも、元となるドラマは見てますが、とにかく三國連太郎がキョーレツだったことだけはハッキリと覚えてます(笑。