hebiashi diary

てれび見の記録など。

創聖のアクエリオン#7

お兄様な回。もっと笑えるかと思ってたら、作画もお耽美系で割とシリアスチックにまとまってたんでさほどでもありませんでした。でもあの必殺技にはまたしてもやられました(笑。変性嫉妬剣て、ナニーーーっ!

翅(はね)と翼は、当然ですが意図的に使い分けられているのですよね。まさに陰と陽、太陽の翼に対して月の翅といった感じですか。「翅無し」のネガティブな感情に敏感らしい頭翅様、シリウス元王子…ええい長いのでお兄様じゃ!…の心の弱みに付け込んだ作戦を展開。
美学を重んじたり(戦闘中に詩を諳んじたり)どうやら完璧主義だったりするらしいところとか、敵の亡骸に薔薇を投じたりするあたり(優越感から来る憐憫?)に弱みを見出したらしいですよ。でまんまと引っかかるお兄様。五角形といえば薔薇の象徴だってことくらい「ダ・ヴィンチ・コード」を読んだ私は知ってるさ(笑、ってなわけで神秘主義みたいな色合いで話は進み、自分のなかのネガティブな感情に引きずられて、合体はしたもののそれぞれがそれぞれの機体を攻撃するというおぞましい事態に。
あー、でもここでクラウ似の不幸体質女・麗華の心の矢がお兄様に届いたよ。攻撃にまんまと引っかかって醜態を晒している自分を客観視、「嫉妬もエネルギーだ」というGEN語録そのX(いくつめだ?)に開眼、嫉妬パワーを全開で利用した新必殺技を繰り出し、みごと敵を粉砕。
でもなんとなく意味深なラストシーン、まだまだお兄様はつけ込まれそうな予感です。楽しみ!!


※本作#5に対する三和土さんのレビューが面白いのでぜひご一読を。
http://noon.seesaa.net/article/3640409.html
(私もあんまりいやらしいとは感じなかったクチです)