hebiashi diary

てれび見の記録など。

おかえりモネ23週「大人たちの決着」111話

いよいよ残すところあと2週となりました。モネ達が決着をつける前にまず大人たちが決着を着けねばということで、今週の週タイトルは「大人たちの決着」です。

 

 アバンタイトルは先週末のシーンから。「オレ、幸せになってもいいのかな…」と未知を見つめる亮。ここでもう未知しか見てないので、亮くんはちゃんとみーちゃんのことを視野に入れてくれてるってことですね。よかったね未知。最終的に幸せになれるかどうかなんてやってみなきゃわかんないんだから、とりあえず応援しますよ!

 でも「ごめん…ダメだ、まだケリついてない」「もう少し…時間くれる?」と未知の手をそっと外す亮。おそらく新次さんとの親子関係に決着をつけないと先に進めないんだね、亮くん。

 

 さて永浦家。昨日からの騒ぎでろくに寝てないであろう亜哉子さんとコージー。深夜テンションのまま突っ走ってんのかコージー「銀行やめようかと思って」などと言い出しましたよ。まあ亜哉子さんも龍己さんの様子やコージーの素振りからそのことを言い出すんじゃないかと思ってたそうです。でも簡単には賛成できないと。そりゃそうですよね。養殖業がうまくいってる時ならまだしも、大打撃喰らった後ですよ?キャッシュが必要でしょうよ。まあね、大打撃喰らったからこそ俺がやらなきゃになったのかもしれないけど、当然龍己さんは「海舐めてんのか!」と一喝ですよ。そりゃそうだ。もし辞めて永浦水産継ぐってんならちゃんと事業計画書出してみ?そして銀行マンの目になって査定してみ?そのくらいのことはやってみてから言ってるんだよねコージー

 まあ賞もらうほどの牡蠣だからね、ビジネス的にも目はあるんだと思うんですよ。でも今じゃない。今じゃないでしょう?いや、今なのかな…?モネ世界にコロナくるとなると完全にヤバいんだけど、来るかどうかわからないからね…

 娘二人は仕事してるといっても一人は期限付きだしもう一人は辞めて大学行くかもしれないし…どうすんでしょうね…?

 

 モネもなんか迷走してんのかな…と思わなくもない。気象のことはそりゃ第一次産業にはめちゃくちゃ影響するでしょうけど、ここで実家の家業で出来ることがないか考えていくのか?えー?これも今?なぜ今なの?寝不足でハイになってんの?と思わなくもない…。いや、家を離れてたぶんを取り返したいみたいな気持ちはわかる。わかるけど君はむしろ旅立って親の見てないところでちゃんと幸せにならなきゃいけないんじゃないのかな?もう完全に親目線で見てしまっているから、なんだけど。

 

 さて明けて1月5日。昨日の状況を検証したいからといって出勤してきたモネ。たまたまイチゴを納品に来た新次さんと話すことに。綺麗なイチゴのことを誇らしげに語る新次さん。「あいつ(亮)とは考え方が違う」ってまた言うんだね。何についての考え方なのかはわからないけど。亮は新次さんと一緒に船に乗りたいけど、自分は船にもう乗らないという話なのか、「おやじと息子って難しいのよ」と苦笑交じりで言う新次さんに「うちも祖父と父がぶつかってて」とこれまた苦笑するモネ。

 で、昨日の早朝ここで話した亮の言葉を新次さんに話す。「幸せになってもいいのかな、って言ってたんです」それを聞いて新次さん、何か思うところができたのか、急にコージーと話したいと言い出して……。

 

続きは明日。

おかえりモネ22週「嵐の気仙沼」110話

今日の回、まだどうにも腑落ちしてないんですけどとりあえず書いてみます。

 

・亮の乗った船

 モネのところに組合長から亮の乗った船が嵐を抜けることができたという連絡が来て安心する一同。あと2時間くらいで戻れるとのこと。まあそうなるとは思っていたけど、まずはよかった。未知に車の鍵を渡して行ってきなって言うんだけど、戻るまでにまだあと2時間あるんですけど…そんなに距離あるん?ていうかここの時間経過がよくわからなかった。

 

・コージーから新次さんに連絡

 無事の知らせを喜びつつ「おめえ、亮と一度話しろよ」と念を押すコージー。迎えに行ってやれよ、というコージーにも「行くかよ、ガキじゃあるめえし」と反応する新次さん。港まで車出してるのに「家にいる」とか嘘ついちゃうし。なぜ嘘をつく必要があるのか。虚勢なのか、新次は何を思ってるのか。この親子のこじれは最終週まで持ち越されるのかな。今後の展開を見守りたいと思います。

 

・謝る亮

 漁協に戻った亮はずぶ濡れのまま組合長や関係者に頭を下げてます。自分のせいでこんなことになったと。漁協の入り口でそんな様子を見守る未知。まずは風呂入って温まってこい、と組合長から労われる亮や船員のみなさん。

 

・夜明けを迎える港

 風呂に入ったのか、亮は着替えてきてます。未知も一緒に戻ってきてて、モネは「まずは二人で話して」と二人を談話コーナーに残し自分はいつもの仕事部屋に。

 未知に「自分は大丈夫だから」このまま自分といてもしんどいだけだ、もう縛られなくていい、と告げる亮。

 「なにそれ、そのどうでもいい気づかいみたいな言葉…」と激した未知を心配して出てくるモネ。えー?モネ何でここで出てくんの??ここは二人で話をさせるんじゃないの?でも話がこじれてその場を去ろうとする未知。

 結局二人の話に割り込むモネ。「二人ともわかってる?お互いにすごく大事って言い合ってるんだよ?」そして「りょーちんに大丈夫って言われるたびに私も未知も傷ついてきた」「笑わなくていいよ」「大丈夫って言いながら本当はなんて思ってたの?」と亮の本音を吐き出させようとする。

 「お前に何がわかる?そう思ってきたよずっと!俺以外の全員に!」と叩きつけるように言う亮。あーここ新次さんと同じ、演技も似せてる。

 「ん。私にはわかんない」ときっぱり返すモネ。未知はそれでも一緒に生きていきたいとそばを離れずずっと一緒にいたでしょう、と。「大丈夫、なんて突き放さないで。このままじゃみんな淋しい」あーこれは菅波メソッドをやってるんですね。『わからないけどわかりたい』を伝えようとしてるのか。

 亮、サバイバーズギルトだけじゃなくて、父親がアルコールで荒れたことにもすごく傷ついててACみたいになっちゃってるのか。結局自分は父親と同じでどこかで崩れてすべて壊してしまうと思ってるみたいで…。ここもう少し時間とってちゃんと掘り下げてほしかったなー。

 

 「一緒にいたいってだけじゃダメなの…?」と亮の手を取る未知。朝陽が射す。

 

 「オレ、幸せになっても、いいのかな…」

 

……とまあね。なんとなくいいふうにまとまった22週ですけど……。正直、物足りない…。

おかえりモネ22週「嵐の気仙沼」109話

・1月3日16:06

 「なんだかんだいってあんたの言った通りになったな」と、組合長からの連絡。外はモネの予想通り嵐になってきています。

 「判断するのは現場の人たちですから」

 沖に残っていた船も戻ってきて、海が荒れる前に収獲を船から下ろしてるようです。モネはひと安心してその旨を未知に連絡します。昼過ぎに戻るという亮をいつもの店で待ってたんですね。

 

・終日放送

 嵐がひどくなってきたので天気情報の終日放送を代表に打診するモネ。

 「海は荒れたら荒れたで港は商売になる」とコミュニティFMの代表。高橋さんや港の商店の人が宣伝放送しに来てる。嵐で港に寄港してる船は燃料や氷、食料なんかを補給して行くからお金使ってくれるんだそうで。なるほどねー。何事にもいい面はあるもんなんだなと思いました。そんなところへ1隻まだ戻れてないという連絡が。どうやら亮の乗った船が嵐の中立ち往生してしまっているようです。んもーーー!昨日フラグ立てたからじゃん!!(違

 

・同日19:25

 未知と悠人と家族に連絡をするモネ。龍己さんから新次さんに、悠人から三生とスーちゃんに、それぞれ連絡とってくれたみたい。

 野坂さんにヘルプを頼むモネ。内田くんも呼び出されて現況の分析をしてる。モネもリモート参加で久々のチーム戦ですね!

 別の低気圧が迫っていて、2つの低気圧の合間に入れば少し弱まる、でも航行するには波が高すぎるそう。19tの船が安全に航行するには波の高さが3mまでなんですね。こういうの知ると普段の天気予報で波の高さやってるときにちょっと興味が持てるというか、日本ってこんなに海に囲まれているのに住まいが海沿いじゃないと船ってあまり縁がなくて荒れてるんだ~くらいで聞き流していたけれど、実際は死活問題なんですね。こういう話も興味深いですね。

 波の高さが5mを超えて転覆してもおかしくない状況のなか、なんとか活路を見出そうとデータを読む野坂さん内田くんとモネ。あと6時間くらいで低気圧が抜けるだろうからその場でとどまれと指示出し。朝岡さんも顔を出します。

 

・漁協に来る新次さん

 顔出すの久しぶりなんですね。組合長や集まった船の家族に頭を下げる新次さん。「船の舳先を西からの風に向けて6時間なんとか耐えてくれ」と無線で話す新次さん、さすが元・この辺で一番の腕を持つ漁師だけのことはあります。

 

・プラザで待つ未知と悠人そしてモネ。

 未知は激しく後悔していますね。「もっと早く言えばよかった、全部やめちゃおうよって」自分や亮は結局ずっと縛られてきたんだよって。「私まだ亮くんと何も話せてない」

 

・パニくるモネ

 なにも出来なくてもどかしく、次第にパニックに陥ってくるモネ。野坂さんに「近くを航行する大型商船はないか、海保に連絡とってるけどなかなか到着しない、何とか救援できるなら、他の予測モデルはないか」などと言ってます。あーモネちゃん落ち着いて―――!

 そこへ朝岡さん。「私たちは予言者じゃないし、不確かな未来を思うようにできるわけでもない。祈ることしかできないという経験を何度もしている」「永浦さんは最善を尽くしました。これ以上できることはありません」

 ああ…「最善を尽くした」って、前にモネが菅波に言った言葉ですね。『手当て』の時だったかな。あの時モネはたぶんここまでの「最善」を経験せずに言ってたと思うのですが、これでまた自分の中で振り返りをするのかな。

 

・なかなか止まない嵐

 祈り続ける未知、モネ。悠人、永浦家で待機してる三生、東京のスーちゃん、亜哉子さん、龍己さん、そしてつぶやくコージー「クソッ…亮までとられてたまっか」…これは新次さんの思いの代弁ですね。新次さんは港に停めた車の中で亮の無事を祈ってる。船の灯りが見えるんじゃないかと目を凝らしてる。

 

・1月4日03:02

 低気圧が抜けていく様子が雨雲レーダー画面情報で示される。心配でまんじりともせず待機する組合に電話が。

 そしてモネにも連絡が…。

 

おかえりモネ22週「嵐の気仙沼」108話

はい。今日は短めにいきます。

 

・電話に出ないモネ

 アバンは昨日の菅波電話から。なかなか電話に出なくて結局諦めてしまった菅波が落ち着かなげにそわそわしてる姿がかわいい……10月に入ってから菅波成分が極端に減っているのでこんなわずかな供給でもいいところ探しをしてしまいますね。菅波というか坂口健太郎さんのスマホを持つ指が好きです。これは前からか。あはは。

 さて電話に出なかったモネ。出ないことを選んだみたいです。今出ると、まとまらない頭の中をそのままぶつけてしまいそうだから…とメッセージしてますね。自分の無力さを嘆くモネに

 「自分で選んだんでしょう」これはいつもの菅波だぁぁぁ!「それとも東京に来ますか?」と逃げ道のようでいて実はモネを発奮させる言葉をよく知ってる菅波です。さすが、モネの聞きたい言葉をいつも的確に提示してくれるんですよね。『ヘイヘイしっぽ巻いて逃げ帰るかい?』と若干のあおりが入ってるような気もします。ていうかモネはそういう風に受け取る人なんですね。また武士みたいな顔になって「わたしはここにいます」と心を決めるモネ。

 

・さて2020年

 2020年が幕開けてしまいました。この頃はコロナが「中国で謎の肺炎騒ぎ」にとどまっていてまだまだ対岸の火事だったんですね。いま時系列を確認してそういえばそうだった…ってなってます。2021年10月のいま、1年半くらいでワクチンが作られて多くの人が接種してるって、改めて凄いことだなって思っています。

 というわけでモネ世界にもまだコロナは来てません。1月1日、未知といつもの喫茶店で会う亮。翌日早朝漁に出て3日の昼過ぎには戻るから、その時にはちゃんと話そうと約束しています。わーこれフラグじゃん!わかりやすすぎるフラグじゃん!

 亮は亮なりに自分を立て直すための目標として船主になるって決めてるように見えます。自分を立て直さないと先に進めない(未知とのことも)と思ってるみたい。えらいなあ。真面目だなあ亮くん。

 そういえばモネ達、初詣とか行かないんですね。それとも朝のうちに行ったのかしらね。元日の夜も正月っぽさゼロですね。最近はまあそういうもんかな?うちはだいたい元日のスペシャルドラマ(おそらく「相棒元日SP」)漬けですね(私が)

 

・1月3日

 3日の昼過ぎに亮が戻ってくると未知から聞いてたモネ、昼前に天気図を読んでたところ荒れそうなな気配を感じて野坂さんに電話で相談します。わー久しぶり野坂さん!相変わらず仕事出来る女って感じでカッコいいです。好きー!

 午後になり13:06、野坂さんから着電。気象庁の13時のデータを見て、モネの見立てが正しそうだからと注意喚起に賛同してくれます。

 13:30臨時の天気予報で、今日の夜から荒れると放送。その後、島の消防団や以前作ってたお年寄りのいる家庭などの要避難者リストに沿って連絡していくモネ。最後に漁協にも電話しますが「しつこいよ」と言われてしまいます。

 それでも負けないモネ。14:02には「来ちゃった」してます。すごい仕事早いな。もしかして漁協は隣にあるんかい?って近さです。モネの見立てでは三陸沖が大時化(おおしけ)になるので、まだ沖にいる3隻にもどうしても危険回避してもらいたいという思いなんですね。

 「あんたホントにしつこいなやー」「ずっとそこサいんの?」と塩対応の組合長。でもモネも負けてない。数時間後に漁協のデータが更新される頃には戻るのが難しくなる状況になってる、と食い下がるモネに、

 「いやー、ホントにあんた、しぶといな」とほんのり態度を軟化させた組合長。「しぶとい」と言われて龍己さんが頭に浮かんでつい微笑んでしまったモネ。

 そういえば、という調子でモネがかつてアワビの開口日を的確に予測したことをその場にいる他の漁師さんにも言った上で(これ大事ね)、

 「いっぱつ無線流しとくか」と言ってくれます。

 

さて、モネは沖の船にリードタイムを用意できるのか!乞うご期待!

 

 

おかえりモネ22週「嵐の気仙沼」107話

・漁協に営業に来るモネ。

 昨日も書いたけど土曜レギュラーのお二人が自然すぎるんですけどwww

 海が変わってきている・海水温の上昇で親潮が南下しづらくなってる・これまでより遠くの漁場に出なくてはならなくなる…などの話を伝えながらなんとかして気象情報サービスの販路を開拓しようとしていますが…

 「何年かしたら元に戻るってことはないの?」「悪くなる予測ばかりされても困る」とけんもほろろな対応をされてしまう。『海神くん』という他社?の予測サービスも導入済み。組合長(菅原大吉さんです。いいね!)も「漁師は自分の経験と勘で仕事をするから」とバッサリ。そんなモネの様子を見ている亮。

 

・市民プラザにて

 三生の坊主DJ番組が始まって1か月。もう12月に入ってるってことですかね。そういえばあちこちにクリスマス飾りもされてますね。ていうか一度くらい三生の番組ちゃんと聞いてみたいぞ?暖かい声の三生からどんな話(法話)が聴けるのかしらね。明るくて優しい話かな…なんて想像しちゃいますね。

 モネの天気予報が終わって顔を出した悠人くん。三生のラジオは市役所でも評判いいとのこと。うんうんそうでしょうとも。私なにげに三生推しですよ!

 そして言い出しにくそうにしながら「気嵐ツアー」の提案書を返してくる悠人くん。やっぱり通らなかったみたいですね。民間の旅行会社にも提案するつもり、とモネ。

 「モネは東京にいたほうがよかったんじゃないの」ズバリと三生が言ってくる。「(自分は寺・悠人は役所・亮は漁師・未知は水産試験場)そういう仕事じゃないとなかなか認めてもらえない」自分が認めてもらえてるのは寺の副住職だからだという三生に「三生は三生だからだよ」というモネ。モネの言うように、皆が皆、職業などの属性だけで見てるわけじゃないんだろうけど三生の言うことにも一理あって。モネが三生の幼馴染で彼のことをよく知ってるから「三生は三生だから」と言えるんだけどね。

 

・サヤカさんと電話

 モネ、サヤカさんにクリスマスプレゼントを贈ったのかな?

 「百年早い!」とビシッと言われるモネ。そりゃそうだ。「私が何年かかってここまでやってきたと思ってんの」おっしゃる通りです。「毎日毎日の天気予報が信頼につながる、信頼されることが認められるということ」サヤカさん、モネが毎日天気予報やってたこと、その積み重ねが正しい道だと言ってくれる。厳しいけど優しいなあ。まだ1か月やそこらで弱音を吐くなと叱咤してくれます。あまりにも手ごたえがないから本当にこれでいいのかなって思っちゃってるんだね。しかもド新人の空回り再び、いや三度か。まあ、なかなかつらいかもしれないね。

 

・相談者さん

 ほうれん草農家の女性が相談にやってくる。ここ何年か雨が降らなくて困ってると。モネは張り切って調べることにする。

 

・2019年12月24日(火)

 港?近くの喫茶店?で亮と待ち合わせする未知。クリスマスイブですね。ちょっとおしゃれしてるのかな。卵色のセーターがかわいいね。未知はカクテル・亮はビール。楽しそうに船の話してる。「おれが船主さんとか似合わない?」「おやじみたいな豪快なガラじゃないからな、おれ」と笑顔の亮。「そんなことない。ちゃんと海の男に見えるよ」という未知に目元を緩める亮。みーちゃん、こうやっていつでも亮の話を聞いて、褒めて、励ましてきたんだろうな……。

 「みーちゃん」と呼ばれて期待して顔を上げる未知だけど「もう遅いから、送るよ」と言われてしまって…いやーーーーうん……。そうなんだね…。厳しいなあ…。

 

・モネの職場に来る未知

 亮と会った後、モネの職場に来る未知。「おねえちゃん…話してみてくれない?」新次さんのことや船のこと、この先どうするのかなど「亮くん、おねえちゃんになら話すと思う」みみみーちゃん何言いだすのぉぉぉ!またそんなこと言って!

 「何言ってんの」

 「向こうだってそれなりに私のこと思ってくれてると思う…でも最後、どうしても踏み込めない。踏み込ませてもらえない」

 「それでも、みーちゃんは離れなかったでしょ」なにも出来なくてもただずっとそばにいるって本当にすごいことなんだよ?と未知を諫めるモネ。さすがにね、もう自分の出る幕じゃないってわかってます。というか前の失踪事件の時も「失踪」してなければモネはでしゃばるつもりはなかったと思うけどね。

 未知は亮との決着を自分でつけると決めたみたいです。ところで今何時だ?亮くん朝早いんじゃないの?だいじょぶか?

 

・相談者さん再び。

 ほうれん草農家さんに調査結果を伝えるモネ。3年前から雨量が減っていっていて風向きも変わってる、と。

 「それで結局この雨の少ない状態は今後も続くのか、それとも前のように降るようになるのか?」と問われて「しばらくは戻らないかも。自然が相手だから絶対ということはない」と答えるモネ。がっかりした様子の相談者さんに「相談料はいらない」としてしまうモネ。まあね、この内容では相談料いただけないかもしれないですよね。相談者さんが求めている本当の答えは何なのか?

 あっそうか、ここでコージーが亜哉子さんに出してきた「代案」の件がでてくるわけか。コージーは亜哉子さんの本当の望みを探り当てて代案を出してきたんだよね。モネは相談者さんの本当の望みを汲み取ることができるでしょうか。それができるのがお天気コンサルなんだね。モネに雨を降らせることは出来ないから、代わりに何ができるだろう?素人考えだけど別の作物を提案するとかかな。どうなるのかなあ。

 さて仕事終わり、落ち込むモネ。そこへ菅波から電話が……かかってきたのに、出られない。出られないのか……。

 

 明日はどうなりますかね……。

 

 

 

おかえりモネ22週「嵐の気仙沼」106話

いよいよモネの物語も佳境。本作の裏主人公ともいえるりょーちんに光が当たることになります。

本作が始まってからずっと通奏低音のようにモネの人生に、永浦家と関わって存在してきた及川新次・亮の親子。彼らを描くことなく終わるわけがないと思っていたし、そう簡単な決着がつくわけはないと思って覚悟しています。今日はまずその導入回。

 

・未知は亮くんとの決着がつかないと動けない

 アバンでモネと話す未知は「仕事・家業・恋」がどれも行き詰っていて動けないなかで、まずは自分にとって恋が一番の大問題であって、そこに決着がつかないと動き出せないと言います。モネに宣言してから3年間、ずっと亮のそばに居続けたけれど、亮の「冷たいけど正しい」態度に動けないでいたみーちゃんです。いやもうそんなに好きならいっそ押し倒せよ?と思わなくもないけれど、それは令和の今では正しくない態度なのでちゃんと合意の下で関係をもたないといけません。本作が是としているのもそっちなので。さすがに明治時代とは違う(昨日の青天見ましたか?栄一やらかしてましたねw)のですけど、恋愛メインの物語だとするとなかなかもどかしい状況と言えなくもない……まあ本作はそうじゃないので。すがモネみーちゃん亮などの不器用な頭でっかちな登場人物たちはとても愛すべき存在です。

 亮からすると、未知と関係を持ってしまうことはモネを完全に手放すことになってしまうんだよね。そこに恋愛的な未練があるのではなくて、むしろ幼馴染としてのあたたかい場所を失うことにもつながりかねないということが怖いのかもしれない。永浦家では亮は家族同様に冷蔵庫のなかまで見れる仲だから、その関係性もすごく大事なのかもしれないな…なんて。だからきっと亮は正しく振舞わなくちゃいけないって思ってるのかも……。

 

・永浦家を訪れる新次と亮

 最近知り合いのハウスを手伝っている新次さん、イチゴをお供えに持ってきてくれます。「やってみっと、モノを育てるつーのもいいもんですね」と新次さん。ここで龍己さんがハッとしたような表情で新次さんを見ますね。ひょっとすると牡蠣棚を新次さんに託すことになるのかしら?そういえばもともとは漁師だった龍己さん。牡蠣養殖を始めたきっかけ、知りたいです。その話もしてくれるかな。

 その頃亮はコージーに船を買う資金繰りの相談をしてます。中古で3000万。頭金は600万あれば審査は通るのでは?とコージーが言うと「あと50万…」すごいね亮くん。550万ももう貯めたんだ。「おやじが好きそうな型だから手に入れたい」と語る亮に「船はお前の船だぞ?」と釘をさすコージー

 亮……彼の一部は本当にあの時点で凍り付いちゃってるんですね。

 茶の間でも話題は亮の船の話になってます。亮は新次さんと一緒に船に乗りたいらしいんだよね。たぶんそれをしないとその先に進んで行けないんですね、亮。でも新次さんはもう船に乗る気はない。だから船の話も二人の間ではうまく進めていけてないのか。「あいつと俺は考え方が違うんだな…」新次さんも亮も漁師のプライドっていうのかな、それぞれ海に生きる男としてのプライドがあってぶつかってしまうのかな。

 

・「大丈夫」は拒絶の言葉

 父親とうまくよりを戻せていないらしい亮のことが気になって仕方がない永浦家のみなさん、そして未知。

 「お姉ちゃん、私やっぱり聞けない」新次さんと亮を見送った後、未知はモネに言う。「何きいても”大丈夫”って、亮くんはそれしか言わない…」

 亮の微笑と「大丈夫」は鉄壁過ぎて隙が全く無い。誰も中には入れないという強烈な拒絶の言葉ですね。みーちゃん、これは厳しいなあ。

 

・すがモネ電話

 またなんかめんどくさい言い訳から始まってる菅波です。「年明けにはそっち行く」と、いよいよ菅波はモネと「ちゃんとする」ことを具体化させようとしてるっぽいです。「来るなと言われれば行かない…」ホント何を言ってるのか菅波、ここまできてびびってんのか菅波。へいへいピッチャービビってんじゃねーよ!と私の心の中の中学生野球部男子が野次とばしてますw

 「来てください。嬉しいです…すごく」モネちん嬉しそうだ。しかしこんなに遠恋続いてるとすると『会わないことが普通』になってしまっていそうで、いざ一緒に暮らすとかできるのかな?ってちょっと思っちゃうな。結婚は生活だからねえ。まあこの二人のことだからそうだとしても心配はしていないです。きっと話し合ってうまくやってくでしょう。あいさつは苦手なので…という菅波に「全力でフォローします」と楽し気なモネ。

 「とても僕一人で乗り切れるような案件じゃないので、助けてください」もう完全にビビってる菅波。いや?すでに一度会ってますよね?牡蠣の洗礼も受けてますよね?「助けます」と答えるモネ。「助けてくださいって言ってもらえるの、すごく幸せなことなんですね…」助けてと言ってもらえない未知のことを思い出したのか、なんでも大丈夫と拒絶する亮のことが頭をよぎったのか。モネの言葉に何かを感じたのか、でもポジティブに「だとしたら、よかった」と返してモネに安心を与える菅波です。愛しいぞ。

 

・漁協にて

 モネ、たぶん営業に来たんですね?でも存在感も薄いし声も小さいからすぐには気付いてもらえない、かつ、話に割り込んでいけないタイプでもあるので自然と立ち聞きすることが多くなっちゃうんでしょうね。「あさイチ」で大吉さんにもつっこまれてたけど今回は2度も立ち聞きしちゃうシーンがありますから…やっぱりちょっと多いかな。でもモネはそういうキャラなんですよね。人の声をなんとなく耳に入れてしまう、聞いてしまいがちな人なんだと思います。

 亮はあと50万を早く貯めたいので普段の漁とあわせてクロマグロ狙おうとしてます。親方や先輩漁師たち(中に土曜レギュラーのお二方が混じってましたけど自然すぎるw)に受け入れられている姿は後輩として可愛がってもらってんだな、と安心になりますね。

 でも天候がいまいちよくないらしいんだけど…不穏なBGM流れてるんだけど……。

 

おかえりモネ21週「胸に秘めた思い」105話

亜哉子さんが「あのときのこと」を家族の前で語ったことをきっかけにして、沈んでいた永浦家がなんとなく再浮上していくような回でした。

 

あかりさんを家に招くことにしたモネ。亜哉子さんがあかりさんの勉強に付き合って笑い合ってる姿を遠くから見るコージーの視線が本当に愛にあふれてて…よかったです。コージーはいい夫でありいい父ですね。そして龍己さんとってもいい息子だ。

今の中3の数学を本気でみてあげるならモネかみーちゃんのほうがいいかも?とは思いましたけど、「難しい~!」って言いながら一緒にやってくれるのは亜哉子さんがいいし、あかりさんもそれを求めてるんですよね。

 

牡蠣棚は龍己さんの言う通り、急いで復旧することをせず残った分だけで亜哉子さんも手伝って続けていくことに。無理のない形で着地しましたね。今すぐ廃業するわけじゃないことが明確に示されて、みーちゃんにも時間的猶予が与えられた感じ。

みーちゃんは家業や島が大好きなんですよね。だからそのうち家業を継ぐつもりなのは本気なんだと思います。でも彼女にはここまでいわゆるモラトリアム期間が全くなくて、自分を甘やかしたり許したりする時間が無かったんだと思うんですね。だからいつでもいっぱいいっぱいになってしまっているのかなって。

この猶予を得たことで、モネのように別の場所で学んでくることも出来るようになったのではないかと思うのです。みーちゃんがんばれ。

 

ところであかりさんと話すモネ、話し方や対応の仕方がほんと菅波に似てきてて、いい影響を与え合ってるんだな~と微笑ましく見ています。

 

あかりさんと関わる亜哉子さんの姿を見ていたコージー、いきなりホワイトボードや長机を出してきて「塾やるのはどうだ」って。亜哉子さん嬉しそうだったけどさすがに気が早いですwww

こういう、モネがいるような市民プラザ的な場所や亜哉子さんがおそらく始めようとしてるのはいわゆる「居場所」の提供なんですよね。受験目的にやるような塾ではないと想像しています。(たぶん無料塾なんじゃないかな)

私、ちょっと縁があってそういう活動(小中学生向け居場所事業)のお手伝いをしているので(といっても裏方の事務作業なので実際その場のスタッフとして顔を出してるわけではないのですけど)「居場所」の必要性は関係者からよく聞いています。費用的にペイできない事業なのでどうしても行政の手助けや寄附に頼ることが必要になってくるんですよね。

いわゆる塾に行ける子はまだいいけど、家の経済状況がそれを許さないとか、学力的に厳しいとか、家に勉強する場所がないとか、子どもたちを巡る状況は多種多様すぎて、これまでの学校システムだけでは目が行き届かなくなってるんでしょうね。家でも学校でもなく第三の「安全な居場所」が子どもにも必要なんですね。

はっ、つい語ってしまったわ…

 

さて、永浦家はとりあえずここ数年は何とかなりそうで安心しましたね。

(とはいえ2019年末にはコロナが上陸するんですけど…それは描くのかな…)

 

さて、予告見に行ってきまーす!