hebiashi diary

てれび見の記録など。

おかえりモネ21週「胸に秘めた思い」105話

亜哉子さんが「あのときのこと」を家族の前で語ったことをきっかけにして、沈んでいた永浦家がなんとなく再浮上していくような回でした。

 

あかりさんを家に招くことにしたモネ。亜哉子さんがあかりさんの勉強に付き合って笑い合ってる姿を遠くから見るコージーの視線が本当に愛にあふれてて…よかったです。コージーはいい夫でありいい父ですね。そして龍己さんとってもいい息子だ。

今の中3の数学を本気でみてあげるならモネかみーちゃんのほうがいいかも?とは思いましたけど、「難しい~!」って言いながら一緒にやってくれるのは亜哉子さんがいいし、あかりさんもそれを求めてるんですよね。

 

牡蠣棚は龍己さんの言う通り、急いで復旧することをせず残った分だけで亜哉子さんも手伝って続けていくことに。無理のない形で着地しましたね。今すぐ廃業するわけじゃないことが明確に示されて、みーちゃんにも時間的猶予が与えられた感じ。

みーちゃんは家業や島が大好きなんですよね。だからそのうち家業を継ぐつもりなのは本気なんだと思います。でも彼女にはここまでいわゆるモラトリアム期間が全くなくて、自分を甘やかしたり許したりする時間が無かったんだと思うんですね。だからいつでもいっぱいいっぱいになってしまっているのかなって。

この猶予を得たことで、モネのように別の場所で学んでくることも出来るようになったのではないかと思うのです。みーちゃんがんばれ。

 

ところであかりさんと話すモネ、話し方や対応の仕方がほんと菅波に似てきてて、いい影響を与え合ってるんだな~と微笑ましく見ています。

 

あかりさんと関わる亜哉子さんの姿を見ていたコージー、いきなりホワイトボードや長机を出してきて「塾やるのはどうだ」って。亜哉子さん嬉しそうだったけどさすがに気が早いですwww

こういう、モネがいるような市民プラザ的な場所や亜哉子さんがおそらく始めようとしてるのはいわゆる「居場所」の提供なんですよね。受験目的にやるような塾ではないと想像しています。(たぶん無料塾なんじゃないかな)

私、ちょっと縁があってそういう活動(小中学生向け居場所事業)のお手伝いをしているので(といっても裏方の事務作業なので実際その場のスタッフとして顔を出してるわけではないのですけど)「居場所」の必要性は関係者からよく聞いています。費用的にペイできない事業なのでどうしても行政の手助けや寄附に頼ることが必要になってくるんですよね。

いわゆる塾に行ける子はまだいいけど、家の経済状況がそれを許さないとか、学力的に厳しいとか、家に勉強する場所がないとか、子どもたちを巡る状況は多種多様すぎて、これまでの学校システムだけでは目が行き届かなくなってるんでしょうね。家でも学校でもなく第三の「安全な居場所」が子どもにも必要なんですね。

はっ、つい語ってしまったわ…

 

さて、永浦家はとりあえずここ数年は何とかなりそうで安心しましたね。

(とはいえ2019年末にはコロナが上陸するんですけど…それは描くのかな…)

 

さて、予告見に行ってきまーす!