hebiashi diary

てれび見の記録など。

おかえりモネ21週「胸に秘めた思い」104話

キツいターンが続いています。

 

冒頭、ようやく菅波が補給されました……放送前の早朝ですかね。モネ、菅波と話していて、外側の外側から状況を見てくれる人のありがたみを感じているようです。

「『ここが痛い』って口に出させてあげることは解決の糸口が見つかることもある」

ですね。

 

モネは朝の番組で、気象病について話しながら「痛みを抱えているひとは誰かに話してほしい」とメッセージを発します。

 

それを聞く永浦家の面々。龍己さん、体がしんどそうですね。このことに家族は気付いてるのかな。牡蠣棚を続けるのは体力的にもしんどくなってるってことを伝えるのは、龍己さんとしてはいろんな意味で難しいのかも…。老いを認めるのはつらいもんね。

 

朝の放送を聞いてか、中学生の石井あかりさんが再びモネの元を訪れます。どうやら母親の教え子らしく「永浦先生に会いたい」と言ってきます。あかりさんと再会した亜哉子さん。亜哉子さんに、自分の正直な気持ちを吐き出すあかりさん。6年間母親の郷里の北海道で過ごして中3になって戻ってきたのだけど「実は戻りたくなかった。両親は戻れて喜んでいるから、そのことは言えない」と。だからモネが「役に立ちたくて戻りたかった」と言ったのを「きれいごと」だと思ったんですね。自分の気持ちと引き比べて。

 

その夜、夕食の支度をする亜哉子さんと話すモネ。あかりさんに会えたことは嬉しかった、でも…、と当時のことを思い出したのか亜哉子さんは激しく動揺しています。

先生として子どもたちを守っていた亜哉子さん。でもその時、長い夜のほんの一瞬、というか正直に言えば10分くらい、わが子の安否を考えてしまい、気がついたら学校から飛び出そうとしてた、と。当時のモネや未知より全然小さい子どもたちをそのままにして……。

ああ、これはつらい。つらいです。つらかったですね、亜哉子さん。学校をやめたのはこのためだったのか。続けられないと思っちゃったんだな……。

 

ところで、細かいツッコミなんですけど…

あかりさん、いま(2019年11月に)中3ってことは2011年3月なら入学前だったのでは…?というのもうちの子、あかりさんのたぶん1コ上で、ちょうど小1の3月だったので。あれ?ってなってます。誰か説明して~~~!小学校に避難してきててそのままそこに入学ってことかしら??

勘違いしてたらゴメンです。

 

というわけで、また明日。

 

 

おかえりモネ21週「胸に秘めた思い」103話

・「みーちゃん、東京行ってみたいんじゃない?」

 アバン、昨日の続きです。「あたしは何がしたかったんだろう」という未知の言葉に東京行ってみたいんじゃないか?と返すモネ。

 

・漁協の事務長から電話

 この電話を受けた亜哉子さんが牡蠣棚の件を知ってしまいます。龍己さんを問い詰める亜哉子さん。「永浦水産は俺の代で終わっていい」と言う龍己さん。ダイニングで二人のやりとりを聞いているモネと未知。(と、帰宅したけど緊張した雰囲気に顔を出せずにこっそり話を聞いているコージー

 「私が継ぐよ」みんなそのつもりでいたでしょ?と言う未知。水産高校で水産課行ったんだから、という未知に、

 「みーちゃん、あんた、研究が好きだろ?」研究と生産は違うぞ?と言う龍己さん。

 「わかりました、私が牡蠣の養殖続けます」と話をまとめようとする亜哉子さんにも、

 「亜哉子さんは子どもに関わる仕事がしたいんでねえの?」島には夏休みに子供を預かる『島の里親制度』というのがあって、永浦家でもかつて民宿をやっていたころに子供を預かってたんですね。そういう仕事がしたいんじゃないのか?と言う龍己さん。さらに「(雅代さんの)介護のために学校を辞めなければならなかったのが心残りだったんじゃないか?」と追い打ちをかけるが

 「ちがいます!」そんなことはない、と語気強く否定する亜哉子さん。亜哉子さんが教師を辞めた理由はどうやらそこにはなさそうです。理由を言いかけて、でもどうにも口にできない辛い思いを抱えているような亜哉子さんです。

 それにしても龍己さんは本当に家族の皆のことをよく見ていますよね。本当に彼らがやりたいことをよく見ていて、家業のために犠牲になってほしくないと思ってるんですよね…。家業を閉じることも結構つらい選択だろうと思うのですが…。

 

・未知の部屋

 このやりとりの後、未知の部屋で話す未知とモネ。八方塞がりとなってしまった未知はモネに「おねえちゃんはいいね、好きなことを仕事にして、島に帰ってきて、好きな人と気持ち通じ合ってて」と激しく責める…以前のモネなら固まってしまうか、その場を後にしていたかもしれないけど、今のモネはもうそうじゃない。「ちゃんと話してほしい」と言うモネに「研究…家の仕事…亮くん…。ダメなの。もう頭ん中ぐちゃぐちゃ」とどうにも行き詰っている気持ちをぶつける未知。

 

・翌日早朝

 モネが気嵐を見るために早く家を出ようとしていると、昨日のやり取りを聞いてしまってたコージーが久しぶりにトランペットを見ている場面に遭遇。コージー、自分がそもそも音楽やりたくて挫折して、家業は継がず銀行員の道を選んだことを悔やんでいるのか…決めるのは自分だけど自分の決断は正しかったのか?と迷っている様子です。

 

いやーーーーー、ほんと、きつい、厳しい回ですね……

あの突風さえなければ、もう少し猶予があって軟着陸できただろうに…。こればかりはモネが気象予報士になっても防げなかったかもしれない状況だけに余計きつい。

永浦家の面々はどのように選択するのか、物語は佳境に入ってきた感じです。

おかえりモネ21週「胸に秘めた思い」102話

・どうして気象予報士になろうと思ったんですか

 アバンは地元中学生のこの質問に答えるシーン。

 「誰かの役に立ちたいと思ったから…」面白くなかったかな、と自分で苦笑してしまうモネに「面白くないというか『きれいごと』っぽい」という中学生。モネの脳裏に先日の亮の「綺麗事」発言がよみがえる。「ほかの人からもそう言われたのでそうなんだろう」と言うモネにちょっと意外そうな顔を見せる中学生。

 

・お昼の放送

 天気予報の放送時間が来ても帰らず見学したいという中学生・石井あかり。放送中、ちょっとした手助けをしてくれたお礼に、と放送後に飲み物を渡し話をするモネ。モネの渡したカップに「ありがとうございました」とウサギのイラスト。モネの手書きかな。こういうところ、モネの気配り力の高さを感じるというか、このちょっとしたアクションが気の利く若い人っぽいなと思います。きっとこれまでもこういう細かいコミュニケーションを自然に積み重ねてきたんだろうな。こういう人が身近にいるので「あるある」ってなります。

 中学生のあかりと話すモネ。自分が5年半ぶりに帰ってきたことを話すと、あかりも6年いなかったと言う。6年ってことは…どの段階で離れたのかはわからないけど、8年前の震災当時は小学校入学前ってことになるのかな。中3になるタイミングで戻ってきたってことかな。

 6年いなかったことを聞いて「私たちはちょっと似てるのかな」と言うモネに対して「…どうかな」と答えるあかり。「(中3は)周りの空気もいろいろ感じてしまう年頃だよね」というモネの言葉にも「どうかな」と返事をするあかり。その返事を聞いて「いいですね、正直で」と返すモネにまたまた意外そうな顔をするあかり。「『そうですよね』なんて簡単に言えない」とモネは言う。モネのこういう対応に「この大人はちょっと違うかも…?」という印象を持ったのかな、あかり。

 

・坊主DJ爆誕

 モネPと悠人くんがセッティングして坊主DJミツオが爆誕しました。「人間とは何か、人生とは何か、この世に生きるとは何なのか」深く考えていきたい、と自己紹介する三生。日々をやり過ごすことに精いっぱいで『深い話』『重い話』から遠ざかりがちな人々の希望の星となるのか三生。宗教者の話すことっていわば究極の『綺麗事』ですよね。作務衣の襟元から派手なDJっぽいTシャツがのぞいてたよ三生。やる気満々だね!

 

・地域防災推進提案

 前に話していた「地域医療などと連携して要避難者の情報がわかれば地域防災の役に立つ」を具体化して動こうとしているモネ。悠人や三生と話しているうちに三生の「町と島ではプライバシー感覚が違う」という言葉にヒントをもらう。

 さっそく島の家々にアタックするモネ。もともと島の子だし知名度もあるしで滑り出しは上々、お年寄りのいる家庭は情報を提供してくれた様子。被災したときは真っ先に避難が必要になるからね。

 

・みーちゃん……。

 酔った未知を迎えに行くモネ。かなり飲んだ様子です(そういえば亮が未知は酒が強いって言ってたよね)。この感じは亜哉子さんが見たら「あんまりいいお酒じゃないね」って言いそうだなあ…。だからか、少し酔いを醒まさせようと市民プラザに立ち寄るモネと未知。

 酔った勢いもあってか愚痴をこぼす未知。「いつもこっちから誘う」「いつもこの時間には帰される」「何年たってもわかんない…勝手にずっとそばにいて…向こうは好きな人とか大事な人とかホントにいらないと思ってるのかもって…」ここでモネの回想が入る。79話ですね。『怖えよ』(この回の感想、書きかけでまだ下書きに入ってるんだった…)ってやつですね。みーちゃん聞いてたもんね。

 「だとしたら…怖くて聞けない…」

 うーん。未知と亮、ずっと一緒にいるけれどどうやらいわゆる「恋人同士として付き合ってる」わけじゃないのかも…。だから三生も悠人も「微妙」と評したのかも。

 目線の先にあった宇田川さんの絵を見て「あれは海かな…」とつぶやく未知。「菜津さん元気かな…」「東京か…」宇田川さんにただただ寄り添い続ける菜津を思い出しているのか…

 「あたしは何がしたかったんだろう……」

 

ただただ未知の懊悩に耳を傾けるモネでした…

 

 

 

おかえりモネ21週「胸に秘めた思い」101話

・アバンは明日美ママと悠人ママが亜哉子さんを手伝いに来てるシーン。

 民宿時代の資料整理でしょうか。二人とも「民宿再開するなら手伝うからねー」って言ってくれてる。子供が成人して手が離れると少し時間が空いて余裕ができるんだよね。お金の問題というより、社会参加の場が必要ってことね。

 

・みーちゃん登壇中。

 ワカメの高水温(22度以上)対応品種の開発に携わってるみたいです。高卒で試験場勤めしてるのにすごいなみーちゃん。研究会で知己を得た東京の大学教授から「うちで研究しないか」と誘われてるらしい。金子教授、みーちゃんがなかなかうんと言わないからモネにも根回ししています。

 

・牡蠣棚の復旧

 突風で被害を受けた牡蠣棚の復旧について相談する龍己さんとコージー。コージーの復旧提案を断る龍己さん。どうやら永浦水産を徐々にたたんでいこうと考えているようです。永浦家には明確な後継者がいないからねえ…。

 

・永浦家の食卓にて

 コージーの出世がまず話題に。本店の営業部部長の内示を受ければ仙台で単身赴任することになる。龍己さんは銀行員として極めろと勧めている。だよねえ。なりたくてなれるものではないものね。でもなんとなく、気が進まない様子のコージーなんだよね。でもさ、部長職といってもまず定年までおそらく5年とかでしょう?でもってコージー自身のやりがいとかを考えたら受けた方がいいと思うんだよな…。

 「なんで帰ってきたのかって聞かれた」コージー。要はモネが東京のいけ好かない医者と破局の末、島に戻ってきたんじゃないか?とモネに聞いています。亜哉子さんも実はこれを心配していたっぽいよね。そりゃ親ならこれをまず心配するよね。モネは特に理由を明言するわけでもなくなんとなく島に戻ってきたわけだから…。だけど「先生が登米にいるうちに一度来ればよかった。ごめんなさい。そのうちきちんとします」ってモネがきっぱり言ったので、それまでキラキラした目で娘の破局を疑ってたコージーがいきなりスンとしちゃったの笑った。娘、手放したくないんだねえ…

 

・自室のモネと未知

 みーちゃんは例の大学のAO入試の情報を見てるね。やっぱり、向学心と研究心あふれるみーちゃんにとってはすごく魅力的な話だということですね。もしかして”地元愛”と”恋愛”がみーちゃんの野心の足枷になっているのかな。モネみたいに”どっちも取り”しにくい状況があるっぽい。でもその枷はみーちゃん自身がはめているものじゃないのかしらね…?(と思う…)

 モネはモネで、父親に言われた「なんで帰ってきたのか」って話を反芻してる。まだ自分がはっきりと役に立っているという感覚が無く、これだ!という手ごたえがつかめていないのかな。その流れで昔やってたサックスのケースが視野に入る。この先モネは再び音楽に向き合うことになるのかな…

 

・地元の中学生

 学校が始まってる時間なのになぜか制服姿で市民プラザにいる女子中学生。不審に思ったモネが声をかける。この声のかけ方いいね。咎めるわけでもなく心配し過ぎるわけでもないちょうどいい塩梅でいいなあと思いました。質問があれば聞いてね?と言ったところ彼女の口から出たのは

 「どうして気象予報士になろうと思ったんですか」という質問。

 おっ?これはモネが菅波先生に尋ねたシーンのリフレインですね。モネはどう答えるんでしょうか。

 

続きはまた明日。

2021年7月期ドラマ&アニメこれ見たよ

<継続中>

正義の天秤
おかえりモネ
青天を衝(つ)け
古見さんは、コミュ症です。

白い砂のアクアトープ

 

<完走しました>

准教授・高槻彰良の推察
孤独のグルメ Season9
お耳に合いましたら。
ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜
#家族募集します
TOKYO MER〜走る緊急救命室〜
プロミス・シンデレラ
漂着者
緊急取調室 第4シリーズ
ナイト・ドクター
推しの王子様
彼女はキレイだった
ひねくれ女のボッチ飯
シェフは名探偵
いいね!光源氏くん し〜ずん2
ひきこもり先生

迷宮ブラックカンパニー
ヴァニタスの手記
100万の命の上に俺は立っている 第2シーズン
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X
かげきしょうじょ!!
現実主義勇者の王国再建記
精霊幻想記
転生したらスライムだった件 第2期
NIGHT HEAD 2041
Sonny Boy

おかえりモネ20週「気象予報士に何ができる?」100話

はい。まんまとキリン「午後の紅茶 おいしい無糖 香るレモン」を買ってきたので飲みながら書いています。爽やか!

 

昨日の感想の中で

特に高橋さんは『モネが逃げ出さなければこうだったかもしれない』姿って感じですよね。

と書きましたけど、実際を考えると当時のモネはまだ中学生だったのでこういうことは出来なかったよね、って今日の回を見て思いました。「助けたい」「何かしたい」という気持ちはとても大事だけど、それだけではどうしようもないこともあるってことです。

 

さて続きです。

・わちゃわちゃと11/17(日)の子ども会秋まつりのお知らせをするお子様たち。

 この子役さんたちみんな見たことあるぞ??NHKの他のドラマで出てたよね?わざわざつっかえたりしなくていいんですよ。ここはちょっとやりすぎ。

 

・高橋さん、存在感大きい。

 キャストが山口紗弥加さんなので一癖ありそうだと思ってしまうのはドラマの見過ぎです。

 

・予報が変わってきてる…

 FM放送でお知らせしたばかりなのに秋まつり当日の予報が変わってきてることを知るモネ。強風が吹く予測がでているのでなんとか危険を回避したいと延期を提案するもなかなか首を縦に振ってくれない関係者。「またそんな脅すようなこと言って」「実際どれくらい信用できるものなのか、もし吹かなかったらどうしてくれる」「風くらい見ればわかるから吹いたらテントはたためば」などなど。

 だけどそこは「しぶとい」モネ。「当日はアワビの開口日になるのでは?」と別の角度から、より重要な情報を提示することで秋まつり延期を納得させてしまった。アワビの開口はそれだけ大人にとっては大事なことなのですよね(そりゃそーだ)しかもこの重大情報を他人より先に知ることができたというのは大きい?

 

・そして当日

 朝からアワビの開口でアワビ漁をする漁師さんたち。海の映像がとても綺麗。こんなに透き通って海底が見えるんですね。

 そして強風も吹いてまつりを延期してよかった~と丸く収まる一同。まあそうですよねー。丸く収まってよかったね!漁協の組合長さんもモネの天気予報を少しは参考にしてくれたようです。

 

・宇田川さんの絵

 「仕事場に飾ってください」という言葉の通りモネがコネ(コネ言うなw)で得たブースに飾られる宇田川さんの絵。抽象的な絵なので「海かな?」って3人ともちょっと首をかしげているけれど見たいように見ればいいんですよ。私には朝の海に見えます。

 

・ボランティア女子大生、帰る

 「外から来た人間に何ができるんだろう」「永浦さんみたいに地元の人だったら違うのかな」大学を休学して街づくりボランティアとして気仙沼に来ていた水野さん。モネという同年代の”わかりやすい”人間が現れたことで自分の立ち位置がわからなくなってしまったのかもしれません。あとは実力不足を痛感したのかも?彼女についてはざっくりとしか描かれていないのでどういう人なのかもよくわからないのですが、再登場もありなのでしょうか?まさかモネの立場をはっきりさせるためだけのキャラじゃないよね?水野さんにはちゃんと大学卒業して「出来ること」を増やしてから、具体的な目標や提案とともにリベンジしに来てほしい!待ってるよ!

 

・絵を前にする3人。

 この3人、いい感じですよね。島の人たちに愛情深く育てられて、いったん外に出て視野を広げて戻ってきたという共通点があるし、何といってもこの3人は情緒が安定してるのがいい。この子たちより少し年下の未知や、被災をきっかけに不安定になってしまっている亮が、彼らと緩く暖かくつながりを継続していることに安心感を覚えます。この子たちがいればそんなに悪いことにはならないという安心感は大きい。我が子にもこういう人になってもらいたいし、こういう友達がいて欲しいなとつくづく思います。

 

ではまた次回。

おかえりモネ20週「気象予報士に何ができる?」99話

さて。

不穏な雰囲気を感じ取った亜哉子さんが宴席に介入するところから始まった99話です。

亜哉子さん、幼馴染sのお母さんみたいな先生みたいな感じよね。これはたぶんこの子たちのどの親もこんな感じで接するのかも?と想像できますね。島の同学年の子たち+みーちゃんだから、親たちもお互いに助け合って子育てしてきたのかな…とか思ってしまう。おそらく三生のところ以外はみな外で働くお母さんだっただろうし、出てこないけど三生の母親もお寺さんの仕事があったでしょうし。都会でいうところの「ママ友」以上のつながりがあったんじゃないかな。

亮がモネに「綺麗事にしか聞こえない」と言ったのを聞いてた三生と悠人。お互いを見やって『今の聞いてたよな?』って目配せし合ってましたね。これ、後から二人でLIME(=LINE)やり取りするんだろうかw

あれ?そういえば三生いつ卒業したの?僧衣着てるけど卒業できたの?

2019年9月の竜巻後に頭を丸めてたよね。その時卒業できるかどうかって話してたよね。今2019年11月って設定だよね。んんんんんー?なんか見落としてる??

 

・皆を送り出して亜哉子さんと話すモネ。

 亮に言われたことはキツかったよね?と言う亜哉子さんに「あたしは5年半もいなかったんだから」仕方ないと返すモネ。ここでやっていくと決めたからと強く言うんだけど…なんかモヤモヤするんだよな…。モネの「ここでやっていく」ってどういうこと?骨を埋める覚悟でってこと?そんなことはないよね。でもそのくらい強い言葉に聞こえたんだよね。会社からは2年という年限を切られてるし(その区切られた年限は最終回のタイミングと重なるし)まあそれは外部要因にすぎないけれど、モネの身分・立場・やってること、どれを見ても今のところ「お嬢さんの綺麗事」にしか見えないもんな……。これは後段で出てくる漁協の「アワビの開口日を読み間違えるとおもてを歩けない」って話、ブッ込んでくるのかな?と考えると背筋が凍るよ。

 

・というわけでビジネスチャンス(アワビの開口日予測)に食い下がろうとするモネです。のんびりした口調だけどきっぱり断る漁協の組合長。「アドバイス」の責任問題ね。外すと非難轟々でしばらくおもてを歩けないほどになるというから、それはもう責任重大なんですよね。もちろん決めるのは「そこで一番腕のいい漁師」ってことだからモネができるのはアドバイスだけなんだろうけど。モネはその人の経験にちゃんと敬意を払って学ぼうとしてるのかな。今はただのお節介にしかなってないのでは…というところを見せてくる安達脚本です。

 

・コージー、本店営業部部長の内示をもらう

 そうなると仙台に転勤ってことになるよね。亜哉子さんの民宿再開計画もちょっと困難になるのかな。まあもともと手伝えないと言ってたから。でも市内にいて夜は帰宅してくるのと仙台で単身赴任では「手伝えない」のレベルも全然違うよね。まあそもそも私としては「亜哉子さんの本当にやりたいことは民宿経営なのか?」と疑問視してるのでここはおとなしく成り行きを見守りたいと思います(何様だよw。

 

・菅波「見せつけ」光太朗

 まんまと視聴者が「見せつけ」られた形の電話シーンでした。こっちに行けばおだやかな生活もあった(かもしれない)のに…を挟んできますね。なんかお互いに愚痴を言い合って慰め合うような会話だけど菅波がモネに甘えてたな…甘えてただろ…

 にしてもほんと、今のところ作中でいちばん変わったのはこの人だよね。変わったことで周囲から「言いやすいから話が早い」って受け入れられるようになったんだもの。そりゃ百音さんを一生のバディとしてありがたがって拝むのもわかるよ…百音にベタ惚れなんだね…菅波……

(ていうかスクラブ姿なので健太郎の筋肉も見せつけられてるぞ…)

「自分がいなかった時間を埋めるのはしんどいけど案外面白い」それがモネにも当てはまるかのどうか…モネが折れたら助けに来てね!菅波!

 

・地域のみなさんとの出会い

 以前は「市民の時間」という番組があったので、と勝手知ったる場所にやってくる一同と高橋さん。あー、こういうのあるあるだね。もちろん悪気なんかまったくなくて親切なだけなんだけど新参にはちょっと引っかかるような感じよね。モネはスルー力が高いからスルーしてたけども…。「市民の時間」がいつまであったのか、まさかモネが来たことで番組改編があって無くなったのか、そのへんもちょっと知りたいけど。それにしても『5年半の不在』が地味にモネにダメージ与えてるな……特に高橋さんは『モネが逃げ出さなければこうだったかもしれない』姿って感じですよね。きっつーーー!!

 

とにかく今週はざらっとした肌触りの話が多いのでざわざわしますね……