hebiashi diary

てれび見の記録など。

おかえりモネ19週「島へ」91話

はい。今日は短くいきます。すがモネよろしく洗濯が終わるまでのあと30分間で行きます。

 

菅波がついにモネにプロポーズ…したんだけど、菅波らしくどうにも様子のおかしいプロポーズシーンになってて見てるこっちが真顔のち爆笑みたいな感じになりました。

勉強を教える頃からすがモネ推しで、この二人は絶対いい伴侶になると思ってるんだけど、いかんせんタイミングが悪い!そして菅波、おまえホウレンソウのソウが足りてないぞ!常に足りてない!登米に行こうと思ってたことも東京に戻ろうと思ってることも、いつも心を決めてから「相談しようと思ってた」って言うの、良くないぞ!冷静で客観的に判断できるモネがそれ聞いたらいずれにしろ反対することはしないでしょう?

それに、いつも誠実なのはいいことなんだけど、なんでモネの表情読まないのかな……あんなに嬉しそうで、表情にはYESって出てるのに、そこで「返事は明日(モネ24歳誕生日)以降に、よく考えてからにして」みたいに言うのかな…誠実といえば誠実なんだけど、その1分1秒がどれだけ貴重なのか本当にわかってるのか?と、すーちゃんじゃないけど「両思いでいられるのは一瞬」かもしれないのに。

だいたい理詰めで自己完結し過ぎなんよ。で、自分の自己完結ぶりに気付いて慌てて「そうじゃない」みたいになるのがいかにも菅波なんだけど、これモネじゃなきゃ混乱するよ?だからモネで、モネしかいないんだけどさ……

どうでもいいけど、菅波くん、モネの手を離さないでね?うっかりここで手を離してしまったりしないでね?心は繋がってるって思ってても、思ってるだけじゃだめだよ?

 

なんかもう菅波ママンの気持ちになってるよ…「やっと、光太朗さんにいいお相手ができたと思ったのに……あの、サメにしか興味が無かった光太朗さんに……」みたいなさあ。

もういい、明日(モネ誕生日に)モネと一緒に婚姻届け出しにいこう。ね!そうしてくれればママンも安心できるわ。

 

(と言ってもそうはならないことはすでに察知済みの視聴者なのだった……

おかえりモネ16週「若き者たち」78話

本記事は↓の続きです。

おかえりモネ16週「若き者たち」77話 - hebiashi diary

 

本編はもう90話まで進んでいて、なんで今更78話の振り返りをやっているのか?ということなんですけども…

そもそもはといえば、16週の菅波の挙動をうまくつかめていなくて。というか文脈を読めていなくてモヤモヤしてた、というか、なんとなく流されたまま見ちゃってたのね。そんなときに眺めてたTwitterタイムラインに流れてきたとあるツイートで「は!?そうなの??そうだったの?」って目から鱗がボロボロ落ちて手が震えるような事があって。自分がいかに漫然と見てたかと思うと後頭部を殴られたようなショックといっても過言ではないというか…だもんで、その観点から再度振り返りをしたら、まさにそうとしか読めなくて(もちろんいろんな読み方があって然るべきなんだけど)なんというか「悔しい…!自分で気付きたかった!」って思っちゃって。

もちろん気付かせてくれたかたを大尊敬、リスペクトしています!!

というわけで振り返りをしております。ふう。くそデカ感情かよ…。

本当にTwitterドラマ民の皆様の読みは毎日毎日深くてきめ細かくて読むだけで満足感たっぷりなのですよ。もれなく豆知識も付いてきますし!感情的な感想しか書けない自分が「んもーーー!!」って感じでお恥ずかしいのですけれども…。まあいいや…私そういう人だし仕方ないね…お脳の出来がね…フッ…

 

気を取り直して。(前文長すぎ)

 

汐見湯に戻った亮とモネ、やってきた三生と悠人とすーちゃんとみーちゃん、6人で話す回です。この78話はおかえりモネ全編の中でもとりわけ見応えのある回です。

「なんで地元で頑張ってるのが偉いみたいになるの?」「そういう空気があるからりょーちんこんなにしんどくなってるんじゃ…」と、東京へ出てきたすーちゃんならではの言葉が出ます。そうだよね。これは14週でも語られていた「故郷から離れること・故郷に残ること」のリフレインでもある。故郷が、災害などによって住めなくなるほど破壊されてしまった場合、そこを捨てて新天地を目指すか、それとも残って立ち直るか…という話でしたが、これは【家】というレベルでも同じことが言えていて、心のよりどころとしての家(故郷)が壊れてしまったときの選択肢の話なんだよね。

被災地でいちばん大変な思いをしたかもしれない当時中学生だった彼らにとって、島は大切な故郷であると同時に大きなトラウマの原因にもなってしまっているんだよね。だから気持ちが引き裂かれてしまう……。

「決めつけないで」島での暮らしが辛いだけだと決めつけないでほしいとみーちゃんは反論します。亮、うっすら目を覚ましてその声を聞いてる。島でのりょーちんは大人とも対等に渡り合ってかっこいいし、漁師という仕事が嫌いなわけじゃない。「そういう空気」に流されて漁師をやっているわけじゃないって言いたいっぽい。

でも、幼馴染仲間の中でも被災状況にはグラデーションがあって。家が無事だった者、家族が無事だった者、家業が大変だった者、そして家族を失った者……この細かい違いが、彼らから震災について語る言葉を奪っていたんだね。

自分の辛さを話すことは出来ても、相手がもっと酷い目に遭ってたら?自分の辛さのことなんて言い出せなくなる…。若い彼らの優しさが愛おしくなりますね。

 

モネの代わりにウエザーエキスパーツ社に鮫島さんのデータを届けに来ていた菅波先生。莉子にモネとの関係を聞かれあたふたする菅波。いやー、そりゃあね?だってね?まだ蕎麦屋にしか行ってないもんね?だよね?父親と祖父と妹に面通し済みとはいえね?今日『サメ展』デートのはずだったのに予定なくなっちゃったからね?それは答えにくいでしょうよ…あわてて帰ろうとする菅波だけどそこへコーヒー持ってきた野坂さんGJです!これを断れる菅波じゃないw

「で、永浦さんとはいつから?」おーおーつっこんできますね莉子さん。野坂さん「えっそうなの!?」内田くん「あーやっぱねーーー!」反応が乙女な内田くんw

登米にいたころからですか?と内田くんに問われて「登米にいたころは…全然です」って答える菅波。そこに恋愛的な感情は無くても…強いて言えば師弟愛はありましたよね??ですよね??

野坂さんにもお似合いだと言われて「いや、まだ」って言う菅波…そりゃそうでしょうよ、だってまだ蕎麦屋にしか(以下略

今日の約束の相手がモネだと知った莉子が「永浦さんは詰めが甘い」というと「今日はしょうがないです…」と返す菅波。島の幼馴染に何かあったみたいで、と、モネが気仙沼の出身だったことに思いを致す一同。

汐見湯で話す幼馴染s。みな、新しく知り合った人には気仙沼出身だと言わない(言えない)し、家族でもあの時のことは言えないっていう。気を遣われることに気が引ける。

本作では「WE社内での会話」と「汐見湯での会話」を行き来して、同じテーマについて違う視点から語るシーンが割と多い気がしています。

再びWE社内。野坂さんも自分は阪神淡路大震災の被災者であったことを明かす。自分からは言わない、他人も敢えて聞くわけにもいかない、と。ここで莉子が「自分はこれまでただハッピーに生きてきたので人に何か伝えることができるのか」というけど、これは後日のエピソードの前振りになってますね。本作はほんと、こういう前振りの台詞を周到に用意してあるからねえ…ああそういえばこういうこと言ってたな、って、集中して見てないとね。それに対して内田くんは「生きてきた以上何もなかった人なんていない、自覚の有無にかかわらず誰だって痛みの経験はある」のように答えてくれる。

菅波も「言えないですしね…相手の方がつらいんじゃないかと思うと…」と返す。

 

皆の話を聞いていた亮が話に加わる。「重い話?」

話を逸らそうとする三生に「話しても地獄、話さなくても地獄なんだよ」「俺が話したらみんな話せるようになるのかな」という亮。そして彼はすーちゃんと三生の手を取って「もうずっとこのまま、でも仕方ない」とやり切れない現実を諦めて受け入れるようなことを言って手を離してしまおうとする…その手をひしっと取り直した三生。そんなことはない、俺たちはそれに縛られ続けるのではなく未来に向かって進んでいけるのだと言う。三生の家は寺なのであの時もご遺体がたくさん運ばれてきて(その時は言えなかったけど)「怖かった」と告白する。昨日まで普通の中学生だった彼らだが、亮は「母親の死」で、三生は「たくさんのご遺体」で、それぞれ「死」というものに否応なく向き合わなくてなならなかったことが深い傷となっていたことが示される。だがもうそれは乗り越えなくてはならないものだとわかっているのだ。わかってはいても、まだ時間はかかるかもしれない(三生が「あと3年は卒業できない」というのもそれだ)が…。

「おれら、もう普通に笑おうよ」という三生の言葉は、お互いの傷口を見せ合うことで、ようやく発せられた言葉なのかもしれない。

……上手く説明できなくてごめんなさい。でもこのシーン、何度見てももらい泣きしてしまうんですよね…。

 

それを受けて「やっぱ、食えばよかったな、オムライス。腹減った」と、絶望を覗き込んだその淵から生きる方へと歩き出す亮。

 

生きるのはお腹が空くんですよね。

おかえりモネ18週「伝えたい守りたい」90話

はい。引き続き劇中では台風12号の影響が出ている模様です。

(ちなみに放送日である2021年9月17日現在は台風14号が九州に迫っている状況です)

・朝岡さんのところに戻ってきたモネは、ネット配信を始める朝岡さんの手伝いをしてる。

・「顔を売るのは大事なこと」「顔が見える相手というだけで人は安心する」この辺もポイントになりそうです。

・長野の河川に洪水の危機が迫っていることをどうにかして一刻も早く視聴者に届けたい高村チーフ。仮眠の最中に起こされた内田くんも神野さんも全く準備できてないところ、沢渡さん「だったら早くスタジオ行けばいいじゃないですか。まんま、バッチリですよ」とチーフに声をかける。そう、高村チーフはいつでもスーツにヒール、彼女の戦闘服に身を固めているんですよね。それが夜中の3時でも。顔もしっかり作ってる。沢渡さんGJです!

・全然関係ないけど内田くんのパンダTシャツ、かわいいな。

ライブ配信を開始する朝岡さん。長野の河川の氾濫危機を伝えています。

・元キャスターの高村さん、さすが、落ち着いていて、信頼感ありますね…かっこいいなあ…

・神野さんはモニターを見ながら「やっぱり憧れます」って。

・『おかえりモネ』という作品の中では主に女性のロールモデルがいろいろな形で提示されていて興味深いです。亜哉子さん→姑の雅代さん、神野さん→高村さん、と憧れを口に出してるし、あとはゴッドマザーのサヤカさんとか汐見湯の菜津さんとか、若い登場人物たちの行く先を照らしてくれるような素敵な女性たち。皆さんすてきです。

・長野の河川はやはり相当な被害を出してしまった模様。洪水の映像から目を逸らすすーちゃん…やっぱり、見られないよね…。

・同じニュースを見る朝岡さんとモネ。モネはまっすぐに洪水映像を見てますね。「津波見てないから…」なのかもしれないし、今のモネは気象情報と正面から向き合う覚悟があるからかもしれない。目を逸らさないモネです。

・「若者たちが真摯に仕事に向き合う姿を見て、胸を熱くしてたのよ…年長者の醍醐味ね」WE社の3人(内田・神野・野坂)が頭を寄せ合って今回の事象の分析や反省をしている姿を遠くから見ている高村さんです。高村さんの真摯な姿勢こそが若い人たちに影響してるんだと思いますよ!

・今回の報道を通して沢渡さんも「記者として気象、極める道もあるんじゃないかとか」と、気象が社会や生活に及ぼす影響の大きさを再認識した様子。「ま、ニッチなとこ攻めてったほうが生き残れますから」なんて露悪的なこと言ってるけど、高村さんにはバレバレですね「打算的なふりしちゃって」なんて言われちゃってます。このコンビも実にいいなあ。

・にしても、深夜でもなんでも何か事が起きたときのNHKさんの報道姿勢はすごいですよね。確か以前にも局にディレクターしかいなくてほぼ普段着のような状態で出てたことありませんでしたっけ?

・ひと区切りついて朝岡さんとモネが今回の経緯を振り返っています。

・自分たちが役に立ったかどうかを考えるモネ。

・そんな彼女に「誰かを助けたいという気持ちは持っていていい、でも助けることに成果を求めてはダメですよ」と釘を刺す朝岡さん。

・朝岡さんが立ち上げた地域の気象情報を草の根投稿者から集めるシステム「チームジェネレーター」も、モネがやろうとしている「気象予報士全国津々浦々計画」も一人一人と向き合うという意味では似ているのかもしれないという朝岡さん。もし本気なら手伝うよ、と言ってくれてます。

・「目の前にいる人たちが助かることで、自分が役に立ったと思いたい…結局、あなたのおかげで助かりましたと言われたいだけなんだと思います」と自分の気持ちを言葉にするモネ。それを聞いて朝岡さんはモネが上京してすぐに言った言葉「私は自分の幼馴染や大切な人を守りたい」を引いて、モネの基本的な思いが変わってないということは「いいじゃないですか。それが本当にあなたのやりたいことです」と肯定してくれる。

・投稿記事を眺めるふたり。イッヌ!無事でよかったね!

・そんなところへ飛び込んできた最新投稿はモネの郷里気仙沼の沖合に竜巻が起きているという情報で…!来週に続く!

 

(今日はノー菅デーでした…。でも来週は菅波増量の予感…!)

おかえりモネ16週「若き者たち」77話

本記事は↓の続きです。

おかえりモネ16週「若き者たち」76話 - hebiashi diary

 

さて、77話を振り返ります。

りょーちんが夜を明かした喫茶店に迎えに行ったモネ。他愛もない話をして和んでいます。

「もう全部やめてもいいかな」と昨日の電話の事を振り返ってます。りょーちん、母親の美波さんを津波で喪い、そのことで父親の新次さんが壊れちゃって、そんな父に代わって高校卒業して漁師をやってるんですね。新次さんも陸の仕事をなんとかこなして立ち直ろうとやってきたのに…そんなところにやってきた「死亡届」の話。新次さん、耐え切れずお酒に手を出してしまった
のね。それを知ってもう全部やめたくなってしまったりょーちん。モネはそれに「やめてもいいと思う」と答えます。
りょーちんは泣き言を言ってしまったことを「だっせえな…」と自嘲して。でもそれ、誰かに言ってほしかった言葉ですよね。誰かっていうか、これはカッコつけのりょーちんからするとモネにしか言えない泣き言だから、モネには否定されたくなくて。
「周りの期待に応えること、最初はラクだけど、でもだんだん苦しくなる」と今の気持ちを正直に打ち明けるりょーちん。(私は聞いてないんですけどTwitter情報によるとこの時モネの脳裏には別の人が浮かんでるらしいですね。モネは以前、菅波から同じようなことを聞いています)
「このまま帰っちゃだめだよ」モネ、りょーちんに少しでも休んでもらおうと思ってそう言ったんですけど…りょーちん、うん、もう完全にモネが、彼女を求める自分の気持ちに気付いてくれてるんだ、と思っちゃってますね…切ねぇ…切なすぎる…

 

合間に挟まる新次・耕治・亜哉子のシーン。及川家の冷蔵庫を開けて手早く料理する亜哉子さん、3人で囲む食卓で話題に出るのは美波さんの事。このシーン、なんだかお通夜みたいでした。故人の思い出を語る3人。結婚前に耕治が言ってた「島に忘れられねえひとがいます」、これは美波さんの事。新次と耕治を従えてお姫様のようだったと。この話を笑って語れる亜哉子さん。結婚後に美波さんと仲良くできたから島に馴染めたと言っていたから…それでも、強いひとだなあと思います。

 

汐見湯ではすーちゃんから状況を説明されて、一応は納得した形の菅波先生。汐見湯を去るときに何を思っているのか少し曇った表情でしたね…。ちゃんとモネから説明うけてね?

菅波に激しい言葉をぶつけてしまったみーちゃん、どうにもばつが悪くて「島に帰る」と帰る支度を始めてしまいます。汐見湯を出ようとしたそのとき、帰ってくる亮とモネ。それでも先に帰ると言い張ってるところへやってくる悠人と三生、ナイスタイミング!すーちゃんが連絡とってくれてたもんね。すーちゃんGJです!
モネはみーちゃんに「(4人で一緒に帰って)仙台から先はりょーちんのこと見ててあげて」と言ってます…っていうか、モネ、まだ知らないんだよね?みーちゃんが菅波先生にクリティカルヒットを与えてしまっていたことを…

「おねえちゃん…ごめん…私…菅波先生に…」

あっ!ってなるモネ。すっかり頭から消し飛んでましたね、『サメ展』デートの事。

菅波に電話で謝り倒すモネ。「そんなに謝らなくても大丈夫ですよ。昨日は僕のせいで行けませんでしたし」

「事情はききました。そういう時にこっちのことを忘れてしまう人の方が僕は信頼できます」先生優しいなあ…。

黙ってしまったモネに「ん?」って促すその声も優しい。「もう謝らなくていいから…まずは、そちらの時間を大事にしてください」と言いつつも、ちょっと何か考え込んでいるような表情の菅波…。

 

汐見湯で昔話に花を咲かせるモネ達。

疲れて眠ってしまった亮。みんなはこの先の話をしてる。悠人くんは半年後に公務員試験を受けて卒業後は市役所に勤めるつもり、三生は実家の寺をそのうち継ぐと。あと3年は卒業できないって言ってたけど…ギリギリまでやることやってからってことだよね。それだけ重いものを託されることになるんだよね。

亮も家業を継いでいるわけだけど、今回あまりにつらそうな亮の姿を見てすーちゃんは「やめて東京でも仙台でも来ちゃえばいいのに」みたいなことを言います。でもみーちゃんとモネは賛同できない。

「なんで?そういうのおかしくない?なんで地元で頑張ってるのが偉いみたいになるの?」とすーちゃんが続けるところで78回に続きます。

おかえりモネ18週「伝えたい守りたい」89話

はい。昨日に引き続き台風12号のエピソードが続いています。

・Jテレの気象班はなかなかいいチームです。高村チーフは目配りが行き届いているし、判断も的確。どこまで報道に乗せるか、視聴者情報にはフェイクの可能性も考える姿勢で「自分の目で見て聞いたこと」を嘘なく伝えることに重きを置いている感じです。しかもカッコいい。深夜でも連勤続いても崩れない。頼りになります。

・そんなチーフの下でモネ達も自分たちに出来ることをやり遂げようとしています。「気象予報はチーム戦」だから、分担してやってます。いつもは中継キャスターのモネも今回は裏方に回ってますね。スタジオ担当の莉子と内田くんが交代で頑張ってるのね。

・今日はチラッとだけ出てきました、登米の菅波。手に持っているのはコサメちゃん傘イルカくんのボールペン…ん?これはモネからのプレゼントなのかしら?気づかわしげな表情なので台風で忙しくしてるであろうモネのことを想っているのかな…。

・台風は首都圏を通過し、東の海上に抜けた模様です。チームの皆はひと安心。

・午前3時半。母親からの着信に気付いてコールバックするモネ。「お母さん大丈夫?民宿の話」お父さんから反対されてると聞いて母を思いやってます。

・亜哉子さん「島に橋が架かって、新しい空気が流れてきてる気がする。子供たちも手を離れたし自分も何か島のために出来ることをしたい」おばあちゃんを尊敬して憧れの人だといって「今から目指しても遅くないよね?」

・「遅くないよ」と答えるモネ。そう、全然、遅くないですよ!

・龍己さんが「亜哉子さんの好きにすればいいよ」と言ってくれる。よかったねえ。

・亜哉子さんのやりたいこと、人と関わる仕事をすることだと思ってるんだけど、民宿にこだわらなくてもいいと思うのよね。

・未明、会社で一人モニターチェックしてた朝岡さんが長野の降水量に異変を感じます。

・その頃、Jテレにかかってきた視聴者からの電話に出るモネ。「裏山の枯小川が増水してけっこうな川になってる」というおばあさんからの電話。この方は朝ドラでよくお見掛けする大方斐紗子さんではないですか。モネ、「コサメちゃんと傘イルカくんの人」として認知されているみたいです。なんだかあれもこれもフラグに思えるけれど、まあそんなことはない…と信じたい。このばあちゃんがケガをしたりすることがないように祈ってますよ…。

・朝岡さんからモネに電話。川の件。山に多量な雨が降り、番場川という一級河川に水が流れていき番場川が溢れる可能性があるという。放送で注意喚起をしたいという朝岡さん。

・これ、モネが一旦社に戻ることになるのかな??

おかえりモネ18週「伝えたい守りたい」88話

台風12号対応でにわかに忙しくなっているウェザーエキスパーツ社内です。
大型で首都圏直撃と予測されていて、気象予報士たちはかなり危険だと踏んでいる。でもそれを一般の人にどう伝えればいいかというのが今回のメインテーマになってます。

 

・私もそうですけど、普通の人は危険が起きてからじゃないと自分の身を守る考えにはなかなか至れないんですよね。「雨降りの予報が出てれば折りたたみ傘を持っていく」程度のことすらしないこともままあります。持って行っても使わなければそれは余計な荷物になってしまうから…そういう意味では、防災への備えというのも、実はそれが無駄になるのが(危険が起きない事が)ベストなのに、使わなければ使わなかったで「無駄なのでは?」と捉えがちになってしまうので…。その観点から最近よく言われてるのは「ローリングストック」ですよね。特に水や食料などの賞味期限があるものは日常の生活の中でどんどん使って補充していきましょうという考え方です。ちなみに我が家ではカップ麺が主にその対象ですね。期限が迫ってきたら食べてその分補充する感じです。

 

・朝岡さんたちも、この台風の危険性をどうやって伝えるか、起きていないこと、これから起きると自分たちにはわかっていることをどうやって広く共有して行動してもらうかというところに心を砕いていますね。
・しかし、こんな前から準備してくれてるんだ…と、台風報道の裏側を見せてもらってザ・お仕事ドラマって感じです。

・Jテレに泊まり込むための準備をしてるモネ、どうやって知らせたらいいかぐるぐると考えてます。考えすぎて無意識のうちにサメちゃん抱っこしちゃってますw(おっと このサメは…菅波先生の部屋にあったやつ=かつてバスの中で菅波先生が持ってたもの?でもってお土産ですって言い訳してたやつ?今はモネが持ってるの?登米に送る荷物に入りきらなかったの?それともお揃いで持ってるの?もしかしてプレゼントされたの?とこっちの頭はそのことでグルグルしちゃうw)
・そんなところに菅波からメッセージ(LINEっぽいやつ、アイコンは当然サメ)「まずはあなたが落ち着いて」
・サメ抱っこしちゃってたことに気付くモネ。
・菅波に音声通話するモネ「もう出なきゃいけないから、5分だけ」時間がない、でも話したい。この2人、いつも割と忙しいのでこういうやりとり多いですよね
・危機感の伝え方について、菅波に相談するモネ
・自分の経験から話す菅波。少し先の未来を具体的に示すようにしてるそうです。「これから先どうなるかまったくわからないという状態よりも、何が起きるかわかっていた方が人間は心が安定する。…そしてちゃんと行動できるようになる」
・菅波の言葉にヒントを得たモネ。

・台風の危険性を実感してもらうためにモネが考え付いたのが「雨風の体験映像を見てもらう」(体験者は沢渡さんかな、ご苦労様です)

・汐見湯でも台風に備えてる。念のため2階に避難してとモネからのアドバイスがあったのでおじいちゃんおばあちゃんも2階に避難。おじいちゃんたちの大事なものはなんと宇田川さんが運んでくれてた!それを知って感慨深そうな顔をする菜津さん。
・近所の常連さんが「一人じゃ怖いから」といって汐見湯に避難してくる。そう、こういうご近所コミュニティって非常時には大事で、銭湯もその役目も担ってるんだなって。

・予想通り雨風がひどくなってくる。
・首都圏への大雨特別警報のニュースを見て心配する永浦家。台風がこっちに来ないか、海の荒れを心配するコージー。龍己さんは早めに東に抜けると踏んでいるけれど、果たしてどうなのか…「これまでにはない台風」とされているから、ちょっと心配。

 

・ところで!この台風が起きてる週末って、菅波が上京するはずだったのでは…。もしかして鉄道が計画運休されちゃいましたか?

 

おかえりモネ18週「伝えたい守りたい」87話

はい。モネさんの提案「あなたの町気象予報士 全国津々浦々計画」の説明から入る87話です。
・提案はタイトル通り、全国の市区町村に気象予報士を派遣して、その土地土地の特性を知りきめ細やかなコンサル業務(農業や漁業へのアドバイスなど)を行ったり、在宅医療と連携することによって要救援者にあらかじめ対応できるのでは?と「知り合いの医師と相談して」そういう話になったみたいです。
・ふーん、知り合いの医師ね~~ほぉ~~~

・2か月前(2019年7月)汐見湯にて話をするモネと菅波
・「知り合いの医師と相談」してますねぇほぅほぅ~~
・PCを開いて体を寄せ合って仲睦まじく話す様子…をスケッチする神絵師(違)菜津さん…なのだが、あまりにもビジネスの話なのでじれったくなって割り込む「会うの、1か月ぶり?くらいなんでしょう?もっとこう…お食事に行くとか…」あーそうねーそうですよねー。もっとこうね、デートっぽい雰囲気があってもいいんじゃない?というご指摘ね。
・実際のところ2か月ぶりくらいに会ったらしいお二人さん。まあでも人前でベタベタはしないですよね!

・モネ提案シーンに戻り、問題点なども指摘される。
・最後に社長から問われる。もしこの事業を立ち上げるとしたら「永浦さん、地元でおやりになるの?」…瞬間、返事に詰まるモネ。

・汐見湯シーンにカットバック。
・いつの間にか番台から菜津さんいなくなってるしw
・「気仙沼に帰りたいですか」新規事業の話を聞いて、モネの気持ちがどこにあるかすぐわかっちゃう菅波「いつか島に帰って、自分に出来ることをしたいってあなたはずっと言い続けてるし」
・「…でもまずは今の仕事ちゃんとできるようにならないと。報道も、スポーツ気象も奥が深いし面白いし、もっとやれると思うけど」でもやっぱり地元のことを考えてしまうモネ。
・「身体が2つあったらいいのに…」
・「その文脈で、僕を見るのは間違ってる…」「身体が2つあっても1つは東京1つは地元の気仙沼で、あなたの頭の中に登米の僕という選択肢は全く想起すらされていない…」おぅ、菅波、何気にやきもちというか、【僕のことも考えて!】アピールですね!
・「…登米気仙沼はまるっと1つでいいじゃないですか」
・「話を矮小化しないでください百音さん」おおっと、「ももねさん」呼びしてるんですね~
・「やめてくださいその呼び方」叱られてるみたい、だそうです。でも菅波的には皆と同じように「モネ」と呼ぶのは嫌なんですね。皆が呼ぶ名前はつまらないから。僕だけの百音(ももね)さん、なんですね。そういえばモネ父と話したときに初めてモネがももねだということを知ったんでしたっけ…。
・「光太朗さん」呼びは嫌な菅波。菅波母と同じ呼び方だから…そうかー、菅波母は先生のことを光太朗さん、って呼ぶんだーー。なんかいきなりおハイソなムードが漂ってきましたね?先生んち開業医?しかもここまで自由にやらせてもらってるってことはそこそこ大きめの病院の後継者だったりするんすか?いやー、私はてっきり普通のサラリーマン家庭からお医者さんになったのかと思ってましたけどそうじゃないのかもですね。っていうかここ、モネも「そうでしたね」って受け答えしてるので、これはもう菅波母に紹介されてますね。光太朗ママはお嬢様系のママなのか、それとも教育ママ系のママなのか…
・ちなみに私が連想する「○○さん」呼びする母親といえば浅見光彦シリーズのお母様ですね。「光彦さん」って呼んでた。直近だとドラマ「ナイトドクター」での真矢みき北村匠海のことどう呼んでたかなあ…?
・モネは「光太朗さん」ではなくやっぱり「先生」って呼んでしまうみたいですね。これは妄想してた。「モネさん」「先生」かと思ってましたが、「ももねさん」「先生」ってなるのかな~。
・「先生」って呼ばれることは気に入ってるんですね。ふーん。へーぇ。自分は「ももねさん」って呼びたいと。……今日もイチャイチャシーンごちそうさまでした。

 

・話は9月11日。台風12号が発生。
・高村さんに呼び出される神野マリアンナ莉子。仙台の夕方帯番組に報道キャスターとしてどうか?というオファー。「視聴者目線のコメントが実感こもっててすごくいい」って先方から言ってきたとのことだけど、高村さんの推薦もあったのね。もちろんそれに気付くのが莉子。高村さんが莉子のことをちゃんと考えてくれているということを莉子自身よくわかってるから。莉子、挑戦することにする。
・とにかく高村さんかっこいい!!
・未知から連絡を受けるモネ。亜哉子さんが民宿再開したいと言ったらコージーに反対されて落ち込んでるとのこと。
・「民宿再開するには人手が足りない、親父の牡蠣の仕事を手伝ってくれ」というコージー
・うーん、亜哉子さん、本当に民宿を再開したいのかな…。もしかして、民宿じゃなくてもいいんじゃないかな。人と関わる仕事がしたいということなのでは。

 

・話はさらに数日後。台風12号が過去に例のないくらいの大きさと強さに発達して日本に近づき、にわかに騒めくウエザーエキスパーツ社内…明日はどうなる?