hebiashi diary

てれび見の記録など。

2010年10月期ドラマまとめ、その2。

この時点でまだ「フェイスメイカー」見てません。
では続き、いきます。

■流れ星
霊能力者 小田霧響子の嘘
獣医ドリトル
ナサケの女
このグループは、普通に楽しめたドラマという括りですかねー。ところどころツッコミどころもあり、でもちゃんと何らかの主張やテーマ性がはっきりとあるという作品群ですね。惜しくも選外に行ってしまったパーフェクト・リポートも、ちゃんと最後まで見られていたらここに入ったと思います。

流れ星は、上戸彩ちゃんの薄幸ツンキャラと吾郎ちゃんの「行き過ぎた妹ラブ」な役柄、あと実は特に最近意外と珍しいのではないかと思った竹野内さんの恋愛ものへの出演といったところが見所でした。それと外科医役の松田翔太くんがカッコいいんだ。本作の中では一番いいポジションの役だと思います。抑制の利いた静かな演出はローテンションながらメリハリもちゃんと利いてたんじゃないかな。

オダキョーは何で日曜深夜なのかなと。金曜23時枠のほうに向いてたんじゃないかと思います。週末に力を抜いて見るのにぴったりな緩さです。石原さとみちゃん、ちょっと苦手だったんだけど、オダキョーは可愛かったです。タニショーはいつも通り楽しそうでした。

ドリトルは、これはもう21時台のお手本のようなドラマでした。ペットの命のあり方などが意外と深く掘り下げられていたのが印象的でした。ラストは少し出来過ぎでしたけど21時台ならこれでよしではないかと。花菱先生は可愛くて硬派な鳥取先生とはいい組み合わせ(違うw) ラブ要素も少し入ってましたが、無くてもよかったかな…いや、でも、妙齢の男女がひとつ屋根の下にいれば多少なりと情もわくってもんかも。

ナサケの女ですが、こちらはラブ要素皆無なおヨネさんの硬派ドラマでした。お仕事ドラマに過去の因縁が絡んできた構成も全体を通してみると上手い惹きになってたと思います。これって続編ありですよね(おそらく。海外に飛んだ瀬戸君がそのままになっちゃってるので、そのへんもつっこんでもらえると嬉しいです。


モリのアサガオ
セカンドバージン
ギルティ 悪魔と契約した女
はい。だんだん息切れしてきましたが、このグループは最終的に「……あれれ???」な感じになったドラマ。想像していたのと全く違う展開を見せて、結局最後に急カーブ切っちゃった、みたいなw。

モリのアサガオは、死刑囚それぞれのエピソードはよかったです、が、主人公がなぁ…。行動も行き過ぎだし暑苦しいし、最後に到ってはコレってBL?なくらいラブラブになってたし。いや、そういう話ならそういう話で、もうちょっと遅い時間帯に本格的に美形キャストでやって欲しか(以下略w

セカンドバージン。コレって本当にそんなにブームになってたんですか?私の周囲にはそこまでさばけたドラマファンはいなかったなぁ。いや、面白かったですけど、こっそり楽しんでました。行さんはカッコよかった!だからもう最後には気の毒で気の毒で(苦笑。つくづく女運が無かったのねー。でもこれ見たら少子化もやむなしかと思ったわ。出てくる女がとにかく強すぎて、出来る男は喰われるか男同士でくっつくか草食系に行ってしまうか、なんですもの。

ギルティ……。これもなあ。大体玉木君の見た目が、少し昔の(1970年代位の)ヨーロッパ映画に出てくる刑事みたいなんですもの。しかもドロドロした刑事物というより、女性といちゃいちゃするのが得意なコメディ系ね。なので、むしろそっちテイストでもよかったw そういうパロディ出たら楽しいよね、きっと。 


黄金の豚
医龍3
■FACE MAKER
最後はこちらのグループ。「黄金の豚」はちょっと中途半端だったな。「医龍」は好きな人は好きなんだろうな〜〜と。「フェイスメイカー」は本当に普通な感じ。話の破綻の度合いとかはこの上のグループのほうがはるかに激しくて、むしろこっちのほうがはるかにまとまってますよね。ただ単に個人的にあまり惹かれなかったというだけです。無茶苦茶なほうが面白かったりする、というB型的嗜好とでもいいますかw


<選外>
パーフェクト・リポート
なぜ選外かと言うと……最終回を見損ねたからです(泣。録画されてなかったことに気づいた時のショックと来たら…うわぁぁん。
松雪さんの乾いた感じの、でも心はホットな役柄はとても似合ってました。