hebiashi diary

てれび見の記録など。

2010年10月期ドラマまとめ、その1。

はいー。実際にはまだ1番組残っていますが(フェイスメイカー…)、今期ドラマの面白かった順はだいたい決まったのでまとめ行っちゃいます。アニメは諸事情wにより、冬休み明けにまとめますのでご容赦ください。

面白かった順に並べます。

■SPEC
■Q10
最上位はこの2作品。Q10はまだまとめ感想書けてませんが、基本「見たら削除」の私には珍しく、まだレコから消せないでいます。もう一度見てから感想書きたいなと思っているのですけれど。逆にSPECは近年稀に見るハマり具合でした。
ドラマスキーも長いことやってると新鮮さが薄れて、大抵のドラマはパターン認識してしまったりするのですが、この2作品にはそれをさせない何かがあったと思います。新鮮でありながら、上っ面ではない何かを大切にしていて、そしてなによりユーモアを忘れないというところが気に入ってます。「笑える、でも泣ける」という、感情の振幅をうまくつかんでいるなと。

SPECは同枠の伝説的なドラマ「ケイゾク」の地続きということで最初からかなり気合いを入れて見ましたが、まったくそれが裏切られることがなく、「TRICK」的な小ネタの連発もあってとても楽しめました。はっきりとしたネタ明かしがあるほうが見ている側としてはスッキリしますが、後々ずっと楽しめるのは謎や想像の余地の多く残った作品だと思ってます。本作はまさにそう。

Q10は木皿泉脚本ということで、これも以前同枠で放送された「野ブタ。をプロデュース」と似たテイストの青春学園ものでした。この方の作品は、主人公のモノローグが多いんですよね。主人公(今回は佐藤健)が周囲と関わることによっていろいろ感じたことがモノローグになっているのですけど、これは一人称の小説を読むようで作品世界に入りやすいです。出演者も瑞々しい人が多く、演出や映像もそれを際立たせるようにキラキラしていました。
 
フリーター、家を買う。
闇金ウシジマくん
こちらは筋立てがある意味非常にベタなドラマだったと思います。ちゃんと予定調和的に話が進み、予定調和的に落ちるところに落ちたということですね。でもそれを面白く見させていただけたのは、出演者のクオリティが高かったからだと思います。

フリーターのニノは(めざましテレビなどでスタッフさんが話してましたが)アイドルらしからぬ「オーラの無さ」を見事に発揮、あの「実際にそのへんにいそうな兄ちゃん」ぶりは余人をもって代え難いです。でも決めるところはしっかり決めてくれるのがまた素晴らしいよね!武家の他のメンバーはいずれも非常に個性の強い方だったので、ニノの普通さが余計目立つという構図。いやさすがです。あと、以上にハマってたのが大悦土木の社長さん!もはやそちらのかたにしか見えないようなハマりっぷりの大友さんでした。

ウシジマくん、ちょっとダーティな世界を描いてましたが、山田君の無表情キャラは萌えるなーー。なんかちょっと無理してそうな、あるいはすぐに破顔しそうな隙もあったりして、そこに萌える。あとは姐さんの鉄拳ですな。客として訪れたゲストも味があった。あとエロリアーノのおねえさん達、金主の部屋にいた露出度の高いおねえさん達の肌の柔らかそうなこと!もっちもち!


長くなったので一旦切ります。