hebiashi diary

てれび見の記録など。

おかえりモネ24週「あなたが思う未来へ」118話

今日はもう我慢できずにTwitterのテレビ用アカウントでつぶやいてしまったのでそれをまとめます。

リンク張ろうと思ってたんですけど(試したんですけど)なぜか日付がおかしくなってしまったので本文だけ貼り付けますね。

アカウントはhebiashi*social distance (@hebiashi) | Twitterです。

 

今日の話…
最後にめちゃくちゃ重いのぶっ込んできたね…

みーちゃん
つらかったねえ…

また朝から泣いちゃってるんですけども

 

みーちゃんのこのエピソードになにか答えめいたことを出すのはきっと半年かけても無理なのだと思う。だから徹底的に足場を固め「おかモネ」イズムを浸透させた上で最終段に持ってきたのでしょう。視聴者に『わからないけどわかりたい』と思ってもらえるように。

みーちゃん、たぶんその気持ちは一生引き摺り続けるのだと思う。今後、もしみーちゃんが自分を多少なりとも許せるとしたら、あの時の自分には出来なかったと客観的に見る機会(例えば我が子を持ってその子が中学生になった時、とかね)が持ててからではないかな。

 

震災を描いた朝ドラとして「あまちゃん」を比較対象として出してくる人を見かけるけれど「あまちゃん」は2013年。まだまだ生々しくて傷に直には触れない頃の作品ですよ。今やっと何度も瘡蓋になってそのたびに少しずつ小さくなった傷口を描いているのが「おかモネ」だから、そもそもステージが違う。

だからそういうツイートを見かけるたびに「『あまちゃん』を引き合いに出さないでほしい」って、ちょっと泣きそうになりながらも思う。どっちも好きな作品だからこそ、やめてほしいって。

 

いやー、それにしても全体を通した作劇の周到さ巧みさには唸るなあ…。これだけの長丁場を細かくプロット調整しながら核心部分を最終段、しかも最終回の2回前に出してくるとか、すごいですね。

見る方の集中力も必要になるから、たしかにこれはなかなかな冒険ではあったと思います……調整力すげぇ。

 

気仙沼津波が到達したのは地震発生から約30分後。
おそらくなんらかの設定はされていると思うのだけれど…

雅代さんの認知症がいつからなのかとか、細かいことはあまり描かれていなかったので今後詳らかになるかどうかはわからないけれど、あの時未知が部活に出てられるとしたら1人で家にいることはできる程度の段階だったんだろうね。誰も家にはいなかったのだから。

 

……途中ちょっと愚痴めいたことを書いてしまい申し訳ないです。

本作の背景には東日本大震災があるのでどうしても同枠の『あまちゃん』に言及しているツイートが私のTLにも流れてきていて。言及するのはいいんですけど、比較して下げるようなものもあったのが残念と言うか、それはちょっと違うんじゃない?と思ったのでツイートしてしまいました。震災から10年経過してる本作は、震災に対するスタンスのステージも、求められている作品テーマも異なっていると思っています。うまく言えないけれど…。

 

あと、最後のツイートは「部活に参加してた未知が雅代を置いて逃げるのは無理があるのでは?」という考察があったので、そこからさらに自分なりに考えてみたことです。おそらく細かいタイムラインが設定されてると思っているのですが、案外「えっ?」っていうこともあったりしたようなので(亜哉子さんの教え子の件とか)まあ、そのへんはあまり深く考えなくてもいいかも…と思ったりもしています。すべてはみーちゃんの心の問題なので……。

 

そういえば

アバンでモネに見送られ登米に向かう菅波の後ろ姿がスローモーションで映されていたので「フラグみたいだからやめてぇぇぇ」というツイートがだだだーーーっと流れてきました。いよいよ私たちの世界線とつながったんだな…と思いました。

 

さて、明日、ラス前の回になりますが、どうなりますかねえ…

 

おかえりモネ24週「あなたが思う未来へ」117話

今日はもう、とにかくすがモネが尊くて……というか、菅波の光属性ここに極まれりという感じで画面に向かってひれ伏すしかないような回でした。どんだけ菅波好きなんだよ自分。ていうか、理系男子の光の側面をぎゅっと凝縮させたような菅波光太朗の造形がもうたまらないよ……かといって人間臭い側面がまるでないわけではないところも好きです……朝ドラヒロイン相手役でここまでいい人ってかつていたかなあ…と思うと、案外いたかも?あれ?あれあれ?いたよね?ちょっと記憶を探ってみたけど、ここまで生活感のない人がいなかったので単純比較できないことに気付きました。まあいいです。

 

前置きからすでに長いんだけど、今日こそはもう台詞起こしするしかないか?って感じです。極力引用にとどめる程度にしたいと思います。

 

アバンは菅波がモネとともに実家に来たらコージー逃げ出してたところからです。

えっ?こういうことってよくあるの?自分の時はレストランでの対面だったので逃げだすも何もなかったんだけど…TwitterのTLみると案外そういうのあるみたいですね。そうなのか……

で、龍己さんも早々に退散。一人で飲むわといって自室に引き上げてしまった。それを追うモネ。茶の間に残された亜哉子さんと菅波…お互いに気まずい時間…。

 

OP明け

龍己さんと話すモネ。龍己さんは「一目見りゃいい人だってわかるし」孫娘のモネが幸せならただそれでいいと。「うちの孫娘はヨ、二人ともいい彼氏つかまえてヨ」男を見る目は”俺のハニー”こと雅代さん譲りだな、って言ってます。本当にそうね~。じゃあなんで自室に引き上げちゃったのかなって考えると、そりゃもう感慨深くなっちゃったんでしょうね。一人で、と言ったけど雅代さんと二人での祝杯だったんじゃないかな。もうここで泣けてしまう。

 

茶の間で話す亜哉子さんと菅波

島に長いこと暮らしている永浦家の雰囲気に圧倒されて固くなってる菅波に「大丈夫よ、私は仲間だから」と声をかける亜哉子さん。もともと島の人間ではなくて仙台出身だからと。都会っ子だったんですね。外からきたからこそできた事もあると力強く励ます亜哉子さん。力強い味方ですね!

 

龍己さんの作業場兼みーちゃんのラボを案内するモネ

「気象で養殖業に関わりたい」と夢を語るモネ。一見すると関わりが見えてこないような組み合わせだから無謀に思えるし菅波目線でも無謀判断いただきましたw無謀ついでに、と自分の夢を語る菅波。「地域医療の新しい形を考えたい。都市部と地域とを両立させるような」仕組みを考えたいってことなんですね。登米の診療所のようなものをこっちにも作れたら…と話に乗るモネ。ああ、このふたりはホントにミッション共有型カップルなんだなあ…カップルと言うより、ロールプレイングゲームのパーティみたいですよね。モネが勇者で菅波は賢者かな。

 

と、そこへ酔ったコージーが「色気の無え話、してんなぁ」と乱入www

コージーしたたかに酔ってますな。相当飲んだのね??そんなに寂しかったのか?景気づけにまず一杯、ってつもりだったのがここまでになっちゃったのか?巻き込まれたヒデさんお気の毒……三生んとこでもヒデさん倒れこんでるかもしれないw

コージー別居婚になりそうだということもモネから聞いてるのか……。そして自分も新婚早々に単身赴任だったことを明かす。あーー!もしかしてモネが生まれたときって、赴任先から慌てて戻ってきてたのかも!

 

コージーの物音を聞きつけた亜哉子さんがバタバタと登場「ちょっと!!お父さん帰ってたの!?」

亜哉子さんの声に「…帰った」って一気に酔いがさめた感じのコージーが(内野さんの演技が)もう可笑しくて可笑しくて、声出して笑ってしまった。「酔っぱらってないよぅ」ってそれ酔っ払いが絶対言うセリフですから―――!www

 

茶の間で事業計画書を披露するコージー。ちゃんと作ったんですね!さすが!

これからの永浦水産、四大指針

①銀行員時代に培った経営管理のノウハウを活かす

②地域活性ボランティアを巻き込んで人員を確保

③永浦百音の気象技術により養殖業の合理化、気象リスクへのリードタイム最大化

④永浦未知の最新研究に基づいたICTの活用、Iot導入

だそうです。

「自分に漁師のカンが足りなければ科学で補えばいい、借りられるものはどんどん借りればいい」と力説するコージーにモネも乗るし菅波も「いいですねえ」と医療の例を引き合いに出して異業種連携の可能性を語る…勢いで「お義父さん、素晴らしい考えです!」このシーン、菅波とコージーが意気投合してるのをニコニコと見てるモネがかわいかったですねえ。

そして菅波、ついに切り出した!「(モネと自分が)それぞれが違う場所で違う仕事をしながらいずれひとつの目標に向かうっていうイメージを共有してもらえませんか」ん???んん???ってなってるコージー…わかりますよ…このセリフいま書き起こしてみたら結婚の許しをもらいに来てる台詞とはとても思えないものw

でもコージーが引っ掛かったのは「ももねさん」呼びと「おとうさん」呼びwww

混乱しかけてる場をまとめるのは亜哉子さんの役目なのね。永浦家はきっといつもそうなのね。「3人とも今はやりたいことがあって、それを尊重し合うってことで、いい?」はい、うまくまとめてくださいました!

「『簡単じゃない、だからやるんだ』ってのがとても響いて…仕事もそうですが、百音さんとのことも、二人で乗り越えていきたいと思っています。見守ってもらえないでしょうか」すがなみーーーーーようやく本来の目的を達成!

「どうなんだよ?」とモネに尋ねるコージー

「ん…私は…先生じゃないとダメだから」と答えるモネをチラッと横目で見る菅波、ほんのりニコッと嬉しそうだよぉぉぉぉ

 

「おれは最初に『この二人はいい』ってピンと来たんだよ」と言うコージー。ああそうでした。あなたが真っ先に埋めたんですよね外堀。モネも先生もまだ恋にも至ってない時にね!勝手に勘違いしてね!結果オーライでよかったですね!

 

モネにみーちゃんから連絡がくる。

どうやらうまくいったみたいだと。感無量になり、溢れる気持ちを抑えるために席を外すモネ。「嬉しいんです、すごく。でも、これは自分が救われたから…?」と問うモネにそうではないと応える菅波。「大事な人たちが幸せになる…こんなに嬉しいことない…よかった」涙するモネの背中をやさしくポンポンする菅波―――――!ポンポンされてぇーーーー!

 

翌日、2020年1月14日。

モネは朝から仕事。

菅波の元に中村医師から呼び出しの電話がかかってくる。休めと言っておいて申し訳ないが呼吸器専門の医師を出してくれと緊急要請があったと。

 

コロナ……来ちゃいましたか……

 

この日、2020年1月14日に起きたのは「新型コロナウィルスに関連した肺炎の患者の国内1例目発生」だそうです。(東京大学新型コロナウイルス感染症関連時系列記録」より)

 

急遽東京に戻ることになった菅波にお弁当を渡す亜哉子さん。「もう、離れ離れになっちゃうのねぇ」

「百音さんは…ときどき、大切な人と離れるのをとても怖がります。でも僕のことは離れていても大丈夫だと思っているようです。わりと、最初の頃から」

「だから、百音さんがこれからの人生を共に生きるのは、僕のような人間が最適なんじゃないかと思います」すがなみーーーーーこうたろうーーーーー!この、ちゃんと自尊感情がまっとうに機能してる感じーーーーー!精神が健やかーーーー!好きーーーー!

 

駅まで送ってきたモネと「春になったらまた来ます。そのとき一緒に登米に行きましょう」と話す菅波……

 

うわあああああああああああん

 

春……その春は、会えない春になるんだよな…

 

別々の場所でそれぞれ頑張ると決めた二人だけど、まさかその後こんな世の中がくるとか、想像もしてないわけで…。

 

さて次回、どうなりますかね。

おかえりモネ24週「あなたが思う未来へ」116話

えー。

ついに最終週来ちゃいました。折しも週末には衆院選が行われるわけで、今週のサブタイトル、狙ったわけではないでしょうに「あなたが思う未来へ」だなんて投票スローガンみたいで、まさかこんなところまで「持ってる」作品になってしまった「おかえりモネ」です。

 

今日は、もうこれは全部台詞起こしするしかないか?とも思ったんです。それほどまでに核心を突いたやり取りが続いたので…。でも起こしたものを読むよりも本編見た方が断然いいのは間違いないしそもそも本編見たかたがここ見てくれてるだろうし…(でも気が向いたら台詞起こしするかもです)

 

そして、いつもならだいたい自分のTLにフォロイーさんたちの感想を見に行く前にこれ書いてるんですけどさすがに今日は我慢できんかったww

 

アバンは…と書き始めたけど、今日の回、連ドラやアニメなら最終回あるある「OP曲がエンディングで流れるパターン」だったので、しかもタイトル表示は開始直後に画面右上に出ただけなので正式にはアバンタイトルではないですね。とにかく先週の続き、モネが亮と話してるところにやってきた菅波”いつも間が悪い”光太朗、彼と亮の二人でラジオブースの中のモネにお手振りするシーンから始まりました。

 

ちょっと気まずそうなモネの様子を見て、亮は「こっちのこと気にしてる」とモネの方を見ないようにします。そして菅波と話を始める。天気番組のテーマ曲が自分たちの思い出の曲だという亮。

「19対5」は、モネの島での年数と自分と出会ってからの年数だと解説する菅波。そんなことで揺らぐわけではないと言う。でも亮に少し「うらやましい」と言います。これ、神野さんが言ってたことと似てるけど菅波のは根本的なところが違ってて、「彼女が受けたつらさを僕も分かち合いたかった」ということなんですよね。

モネのことを大事そうに話す菅波に亮は尋ねます。「そんなに大事だと怖くなりませんか」母を失ったこと、そして母を失った父の姿が亮の頭の中にはいつもあるんですね。「もしもそんな人が目の前から消えたら…」

 

「怖いですよ」と答える菅波。お互いのせいではなく不可抗力で失う可能性もゼロではない、と。「未来に対して僕らは無力です」「でも、だから、せめて今、目の前にいるその人を最大限大事にするほかに、恐怖に立ち向かうすべはない」すがなみーーーー!せんせえーーーーー!好きぃぃぃーーーーーー!

 

でもって、これこそが亮の心にフィットした答えだったみたいですね。

 

番組が終わるころには亮の姿はなく、菅波は一人でモネを待ってました。

 

いつもの店で亮を待つ未知。

ここ、この店に入ってくる亮の顔つきが、もうこれまでとは全然違う顔なの!!亮の姿を見て微笑む未知をしっかり確認して、何かを心に決めたようなちょっときりっとした顔。

 

モネの仕事場見学する菅波。「これだけの初期投資に対する利益が一円もない」とバッサリだよぉあんたコンサルかよぉWE社の回し者かよぉwwwでもこれもモネとのじゃれ合いなんですよね。言葉でのじゃれ合い。モネも負けてないからね。

「少し話しませんか」とモネ。モネ実家に行く前の作戦会議ですかねw

自分たちのスタイルがモネの家族に受け入れられるか少し不安な菅波。結婚を考えてはいるけれど、自分はまだ東京でやらなくてはならない仕事があるしモネも地元での結果を出さなくてはならない。だからいわゆる「普通の結婚」のイメージとは違うスタイルになってしまう。そのことをモネの家族に告げてしまっていいのか…と、どこまでも誠実だなあ…菅波…。

それに対するモネの答えは…

「先生、前に言ったの覚えてますか?」「”一緒にいるってどういうことでしょう?”って聞いたとき。…”一緒に、二人の未来を考えるということじゃないですか”って」「私は、私たちを説明するとしたらそれで十分なんじゃないかなって」

「何かあったら先生と二人で考えて答えを出す、私はそういうのがいい。そういう先生だからいい」

これ……「好きです」も「愛してる」も無いけど、めちゃめちゃ愛の言葉ですよね……。モネの菅波に対する気持ちがはっきりと語られるシーンはこれまで本当に少なかったけど、自分の好きな彼女がこれほどまでに信頼を寄せてくれてるんだと思うと、ぎゅっと抱きしめたくなりませんかね(菅波はそうしませんでしたけど)きっとそういう演技プランも無くはなかったと思うんですが、このふたりはあくまで簡単にハグしないという方針を貫いたんでしょうね。と邪推。もちろんこの後のりょーみーのシーンが糖度高めなのでその対照としても。

 

一方その頃…

亮と未知も和やかに話してる。

以前の「大事な人につらい顔させるのは嫌だよ」という発言を振り返っている亮。

こんなめんどくさい自分ではなくて、こういうことを知らない別の誰かとのほうが未知は楽に笑えるんじゃないか?と考えたと。

「楽に笑いたくて一緒にいるわけじゃない」突然亮がそういうふうに言い出したので不安になる未知。

「ずっと…気になってたんだけど」未知が時折、自分よりずっと苦しそうな表情をしていたと。「ずっと、しばられてきたんだろうなと感じることがある」「そういうのはオレだから感じてやれんだよな…他のヤツには絶対わかんない。でもオレならみーちゃんが抱えてるもん、わかんなくても想像できる」「それはオレらだからだし、みーちゃん心の底から笑えるようにしてやれんの、たぶんオレしかいない」

亮ーーーーー!お前もかーーーーー!さすが本作の裏ヒロイン・及川亮。正ヒロインが心の内を明かすタイミングで亮も思いのたけを未知に語るとか、泣いちゃうでしょうよ(未知と視聴者が)

そんでもってダメ押しとして、あの嵐の時、船の中でこのまま死ぬかもとか全然思わなくてただみーちゃんに会いたいなと思ってた、って

 

涙腺崩壊やんーーーーーー!(未知と視聴者が)

 

そして泣き出す未知の頭を包み込むように抱く亮……やっと「これでいいんだ」と、思えたんでしょうね。えっひょっとしてこのあと未知はお泊りですかね(心のゲスニック西条が…)ていうかいつもの店の常連モブのみなさんも「よかったねえ」ってなってるのかも。

モネと違って未知の中には恋愛軸もあるから、こっちはわかりやすいっちゃわかりやすかったですね。

みーちゃん、また待たされることになる(=漁師の妻は待つのが仕事)んだから、待ってる間に研究も進めようね!いざってときにみーちゃんもちゃんと自分の仕事持ってることがどれだけ亮くんを安心させるかってことはまだわからないかもしれないけど、そういうことだからね!

 

で、OP曲をバックに橋を渡って実家に着いたモネと菅波。

緊張気味のふたり、言葉遣いも普段にも増しておかしくなってるw「極力冷静に振舞いますが…もし僕が何かおかしなことを口走り始めたら全力で止めてください」「わかりました」「僕より…緊張してらっしゃる?」(敬語だよwww)

それでも覚悟を決めて家に上がったものの……

 

コージー、まさかの敵前逃亡!!

 

 

 

 

おかえりモネ23週「大人たちの決着」115話

アバンは昨日の永浦家家族会議シーンから。方針が決まったところで、モネも自分に出来ることを模索しているみたい。『観測ブイのデータ+気象データ=養殖業は予測可能な事業としてさらに発展することも期待できる』と、事業提案書(かな?)を作ってます。より確実性が高まれば安定的になりますもんね。その目はありなのかも?っていうかもうすでに活用されているのかも、と思わなくもないけれど。

 

出勤前のモネ、ブナの笛から生えた木(転生した雅代さん)を日の当たるところに出そうと庭に持ち出してきたところで龍己さんとの会話になります。『萌芽更新』っていうんだって。wikiで調べちゃいました。根株から新しい芽が出て樹木が更新されることらしいんだけど、根株じゃなくても出るのかな…と素朴な疑問…w

龍己さん、ブナの鉢を置く場所を「そのカエルちゃんとこ」って言ってたんだけど、龍己さんのそういうかわいい感じの話し方好きです。モネちゃんみーちゃんカエルちゃん。ブナの木をしげしげと眺めながら「かわいいなあ」といい、モネから譲り受け大事そうに抱える龍己さん。それ転生してる雅代さんだよーーー!っと叫ぶ視聴者多数であることは間違いないですね。龍己さんの手元に戻ってきましたね。(まあちょっと話作り過ぎかなと思わなくもないけど、かわいいエピだからOKです)

 

2020年1月13日(成人の日・月曜日)、モネは朝の放送に。その日はどうやらモネもみーちゃんも大事な約束があるらしいですね。成人の日か。そのへんも含みを持たせてるのかな。モネみー電話でも言ってたけど、みーちゃんは亮くんと(大学のことも)うまく話せるといいね。みーちゃんの部屋の潮吹きクジラ型ティッシュカバーかわいいな。

 

夕方16時過ぎにモネの元へりょーちんがこないだの嵐の時の船の航行記録持ってきました。そのことを話すモネと亮。その場にとどまる選択が正しかったことを検証してます。

「オレ、きれいごとに聞こえるって言ったのはさ、モネの仕事を否定したわけじゃなくて」りょーちん、あの時のことが気になってたんですね。

「わかってる」「今思うとね…なんか、ちょっと嬉しかった」

意外な答えに「えっ?」となる亮。

「あれは、ここで漁師の仕事をしてきたりょーちんだから言える言葉だし、本音を言ってくれるようになったのも嬉しかったよ」

「オレどんだけ壁作ってたのw」笑いあう二人。

「あのさ。オレもそうだけど、モネもあの時から」…と言いかけたところで菅波登場。いつもいつでも間が悪い菅波先生。「あの時から」なんなんだーーー!?気になるじゃないかっ!!

突然の菅波登場に慌てるモネ。「先生こっちに着くの7時って…」「早い方がいいかと思って」

お互い「どうも」と軽く会釈し合うりょーちんと菅波。ん?またなんか菅波の様子がおかしいぞ?(いつもどこかおかしいけど)

「19対5か……圧倒的に分が悪いな…」と菅波の口をついて出た謎の数字。

バタバタしてる間にモネの夕方放送の時間が来てしまい、その場で放送を聞くことになったりょーちんと菅波。

オンエア中のモネに手を振る二人。元カレ(違うけど)と今カレに手を振られているかのような状況にさすがに緊張しちゃってる?照れくさそうなモネです。

 

『19対5』またなんか勘違いしていそうな菅波ですよ?

りょーちんは生まれたときからモネと知り合いなので、島を離れるまでの18年と数か月(≒19年)と、自分がモネと知り合ってから経過した5年間、ってことかな?

 

いずれにせよ激しい勘違いです、先生。

 

っていうか、先日のあさイチで清原果耶さんゲストだった時に披露された「モネが菅波先生を好きだと思ったタイミングは初ハグのあたり(2016年11月頃)」という情報があまりにもインパクトあり過ぎて、公式情報として蕎麦屋デートの時も父祖父対面の時もまだ菅波の片思い状態だったのかと考えると面白過ぎて。

まあね?菅波への【手当て】は2016年9月の話ですから。菅波グラフによると東京で2016年8月に再会した時にときめきに変わって【手当て】ではっきりとした恋心になったということなので、そんなに長い片思いだったわけではないんですけど、結果からみると自分から外堀埋め行動してたんだと思うと面白くて。登米時代にはそういうのイヤだって言ってたのに、それこそ本能のなせる業なのかしら…とか。

……やっぱりこういう話をするのは楽しいw

 

さーて、最終週の予告見に行こうっと!

おかえりモネ23週「大人たちの決着」114話

昨日、及川家の問題に決着がつきましたが、今日は永浦家の後継問題に決着がつきそうです。

 

及川家が再出発に動き出したことが、永浦家にも影響を与えたのでしょうか。

耕治、新次さんのようにシリアスには決めきれなかったところがいかにもコージーですね!永浦水産の再出発は実に永浦家らしく暖かな笑いに包まれて決着がついたようです。しかしホントに永浦家のみなさんはタフだよね。龍己さん・雅代さんイズムが一家全員に染み込んでいる感じ。

 

コージー、やはり安直に家業を継ごうと思ってたわけではなかったですね。高校卒業当時には感じなかった漁業への魅力を今になって感じて「やってみたい!」となったんですね。そのきっかけとして、震災後すぐにしぶとく立ち直った龍己さんの存在があったと。廃業を考えるお客さんたちが龍己さんを見て自分たちも頑張ろうと思えたと。そういう、龍己さんみたいな人がたくさんいたから気仙沼が復興に進めたんだと。そうなのかもしれませんね。人間、希望を失ったらそうそう頑張れなくなってしまうのかもしれません。「(永浦水産を)どうせ畳むんなら俺にくれ!」ほんと、コージーは『明るくてポジティブ』ですね。

 

あと、永浦家ではやはり名前の漢字に深く意味を持たせる名づけをしてるようですね。

耕治=土を耕し水を治める(農業的な名前)ですから、

百音=百の音を聞く(人の話に耳を傾ける)

未知=未だ知らず(未知なるものを追求する)なのかな。二人ともぴったりです。

 

今日は更新が遅くなってしまったのでTwitterをずいぶん眺めてしまったのですが、さすが、おかモネファンの皆様の読みや解釈は相変わらず素晴らしいです。いつもながら感心してしまいます。

 

短いですが今日はこれにて。

 

 

おかえりモネ23週「大人たちの決着」113話

昨日に引き続き、及川家の決着を見守る永浦家のみなさんと私たち視聴者です。

 

今日も短くなっちゃうな。とにかく本編が凄いのでまずは見て!見て欲しい!としか言えないんですけど、すでに見てる人が読んでるはずなのでどうしたらいいのか……

 

先日モネに「亮と自分とは考え方が違う」って言ってた新次さんですが、今日その「考え方の違い」が明確に示されました。

亮の言う「元に戻る」=「新次さんが再度船に乗れるようになる」ってことで、亮はそのためにひたすら真面目に漁師の仕事をこなして船を買うために貯金もして、ちょっと無茶なことにもなってしまったんですよね。

でも新次さんは「元に戻ることだけがいいことだとは思えない」とはっきり言いました。なぜなら「どんなに力を尽くしても元に戻らないものがある」からだと。

 

「それでもオレは親父に船に乗ってもらいたい」「親父を元に戻すことがオレの生きてきた目的だ」と言う亮。

重い…重い…被災当時中学生だった亮が、どんな思いで酒に溺れ壊れていく父親を見ていたのかが想像できてつらい。痛い。「オレのことも見て欲しい」って甘えたくても多分言えなくて。ほんと、これに関しては及川家バージョンの劇場版が見たいくらいですよ。ド直球の話になってしまって、もし見たらきっと言葉を失ってしまうだろうけど。これまで劇中で幾度も細かく描写されては来たけれど、あらためて「おかえりモネ」の裏主人公・及川亮を中心に据えた物語も見たくなりました。

 

亮のその言葉に「それではお前の人生じゃないだろ」と返す新次さん。お前はお前の人生を生きろ、と言う。自分は漁師をしてたけど、それは美波さんがいるのが大前提だったと。だから自分が海で生きるのは美波さんを失ったあの日で終わりで、もう船には乗らない、と。「俺の生き方を認めてくれよ」とも言ってたんだな。

傍から見ると、元・腕のいい漁師でその姿は今はもう見る影もない、落ちぶれた男に見えるかもしれないけど、そうではないと。だから昔のその姿を押し付けてくれるなってね。

 

ああーーー!ほんと、亮をもっともっと描写してほしいなあ…。それはそれで別の物語として。

 

ところで、あとは二人で話せって席を外したコージー、その場に残った女3人。未知はもう亮に寄り添っていくことに決めたからここにいる必要がある。亜哉子さんは実際に新次さんの治療に付き添ってたから必然。モネは完全なオブザーバー、記録役としてそこにいる、そんな感じにとらえました。

最後の、死亡届を記入してはんこを捺すシーンは、親しい人が集まって臨終を看取るみたいな感じがありましたね。葬式ではなくて、最期に立ち会うような厳粛さというか。

 

それではまた明日。

 

 

 

おかえりモネ23週「大人たちの決着」112話

今日はもう何も言えないです。

 

亮が生死を分けるような目に遭ったことが、新次さんが美波さんの死を受容するきっかけになった、という話の流れが深くて…思い出しても泣いてしまうので…。

 

ほんと、生きててよかったね、亮くん。