hebiashi diary

てれび見の記録など。

LOVELESS

さてー、こっちはですねえ。これはもう初っ端から見るヒトを選びそうだなぁ、という印象です。原作(未読です)が高河ゆんですし、ってことで、思いっきりそっち方面と言えなくもない…いやもっとシリアスな捉え方をすれば、それはただの設定にすぎないのでしょうけれども…それにしてもなんか世紀末的というか退廃的というか、刹那的な空気が作品の中に満ち満ちているのが膚に刺さるようです。これはハマる人はハマる作品でしょうなぁ。
絵は綺麗です。小西克幸さんのとろけるような甘い声で囁かれるこっ恥ずかしい台詞の数々も、これはリアルタイムで見たら直撃されるかもしれませんね。皆川純子さん(トーマだよな…)が演じる主人公(ネコミミつき少年)立夏くんの恥らう様子も、もうすでに睦言のようにしか聞こえてきません。この世界って大人になると(性体験を済ませると)耳としっぽ取れるんですか?担任の先生は23歳なのにまだ耳付きだという台詞がありましたよね。
映像はこれまた独特の世界で、詩的な美しさがあります。