hebiashi diary

てれび見の記録など。

Nスぺ見たよ。

こんばんは。だんだん新PCにも慣れてきました。

さて。見たい単発ドラマは録画行きになってるので今日はNスぺ見ました。女性の生き方、働き方についてがテーマ。
最近では「保活」なんて言葉も生まれているくらい、大都市圏で子どもを保育園に入れることが大変らしいです。もともと余裕があったわけではなく、不況のせいもあって共働きをする家庭が増えてきたから枠不足が深刻化してるってことみたい。今回の番組ではそれに限らず女性のライフサイクルと就労についての話がメインでした。ライフサイクル上、結婚や出産がちょうど仕事上でのキャリアを積み重ねる時期に重なっているというのが、女性が働き続ける上で大きな障壁の一つになってるってことですね。番組に参加していた女性経営者のひとりが「(20〜30代は仕事の)仕込み時期ですよねぇ」って言ってましたが、ちょうど妊娠や出産に適した(とされる)時期でもありますよね。それだけ重要な年頃ってことですね。
大学卒業して無事就職できたとして3年過ぎたあたりからようやく社員として使い物になってくる、なんてことを昔、勤めてた頃に言われましたが、その状況はきっと今もそう変わってないんでしょうね。
「(育休などを取った後も)働いてもらいたいくらい優秀な人材もいれば、それほどの人材でもないのに権利を主張してるケースもある」なんて厳しい本音も出てたりして。
あと、参加してた女性経営者たちは基本的に「意識が高い」=「男性社会に最適化されてる」ので、男性経営者以上に女性に厳しいのかなという風にも見えました。彼女たち自身も母である人たちが多いので、要は「私にできたんだからあなたにもできるでしょ!」的な厳しさというか…実に「あるある」な感じ。
ゲストコメンテーターで評論家の宇野常寛さんがそれ聞いて「そういう意識の高いひとばかりではない。それが150%正しいとされるような世界はつらい。意識の低い人でも取り組めるような仕組みが必要」って言ってました。それに賛同したい。さすがオタクwていうか、彼本来の思想かどうかはわからないけどね。テレビ的にただ反論してるだけって気もするので。でも「低空安定飛行」な人生もあってもいいよね、と思いますよ。「静止衛星軌道上にて超安定」な特別クラスタのひとから「超低空飛行(地面スレスレ)」なひとや「乱気流に巻き込まれてダッチロールしちゃってる」ひとなど、いろいろいますもんね。多様性の時代だもの。高く上がることよりも飛び続けることのほうが肝心。