hebiashi diary

てれび見の記録など。

2010年10月期/11月に突入。

ようやく晴れました。洗濯物と布団!絶賛干し中です。
 
Q10、文化祭の話でした。
このドラマ、見ていて琴線に触れるところが非常に多く、今回も知らぬうちに涙がこぼれてしまったんですが…秋でおセンチになってるからなのかしら(?)……というのはともかく、なんともいえぬ懐かしい感じ、もう失ってしまって取り戻せない何か、とか、人生は一度きりだよってのがひしひしと伝わってきますよね。土曜9時の若年層向けエンタメドラマ枠なのに、中身は、心に中二を住まわせてる大人男子とか、いつまでも子どもっぽい少女性を捨てきれない大人女子とかに直接ガッツリ来るような作品なんですよね。そもそものターゲットはどんなふうに見ているんだろう?ということがちょっと気になったりします。
以前上の子の中学で、子どもを本格的な非行に走らせないためには、案外幼なじみの親だったりが重要なファクターになるって話をしてました。要は、ワルぶっても幼稚園児の頃から知ってるような近所のおばちゃんには頭が上がらないもんだ、ってことみたいですけど、今回のこのドラマの校長先生もちょっとそれに近いかなと思いました。本作はそういう小さな「性善説肯定的」エピソードがたくさん積み上がってるので、追い込まれても逆転可能なんだと思わせてくれる何かがあるのかもしれないです。
あと、Q10がカワイイです!
 
流れ星、吾郎ちゃんの影がだんだん迫ってくる…という。
映像とか、落ち着いた雰囲気とかは気に入ってます。
竹野内さんも随分落ち着いて、頬の線なんかがいい具合に熟成してきたと思います。
雰囲気やキャストがいいと逆にドラマ面(ストーリー上)の細かい粗が気になってしまいますね。
勝手に同僚のプライバシーを知らない人にぺらぺら喋るとか、ありえない(苦笑。でも、なんとなくフランクに喋ってしまいそうな…ってムードを吾郎ちゃんが出してるので、まあなんとか…。
あと、関ジャニの人?に死亡フラグ立ちまくってるのが気になって仕方ありません。同じような状況なのにQ10の池松くんは「まだ見込みあるかも…いや、絶対何とかなって欲しい」と思えるのは何が違うんだろう?
 
モリのアサガオ平田満怖いよーの巻。
本作、脚本的には非常に台詞多く説明的で、行間を読ませるタイプの作品ではないですよね。読まなきゃいけないのはARATAさんの表情だけかも。なので、出演者の技量次第で出来が左右されると思うのですが、今回はさすがの平田さん。息子を死に追いやった中学生たちが反省の欠片も見せずにそのことを笑いながら話しているのをみて、父親役の平田さんの怒りが沸点に達しそこにあったバットで…ってシーン、本当に息が詰まる気持ちで見てました。
正直主役とその彼女役は演技も硬く素人臭い感じがするのですが、ただのナビゲーターだと考えればまあいいか、と言えます。見るべきところは死刑囚役の皆さんの演技ですね。