hebiashi diary

てれび見の記録など。

2010年10月期新ドラマ&新アニメチェック編その4。

一応チェック終了しました。
 
フリーター、家を買う。
 原作未読です。しかしタイトル&1話目でだいたい物語の方向性はわかる感じです。主人公の武誠治(二宮和也)は大学を卒業して勤めた会社を3ヶ月で辞め→フリーターになるも長続きせず転々→母親が鬱に→工事現場のバイト開始(いまここ。
いや、なかなか重い出だしです。都会だからまだ転々と出来るくらい仕事が見つかるけれど、場所によってはそんなワガママは許されないんだろうなとか思いながら見ました。「これはオレの仕事じゃない、オレはこんなもんじゃない」と仕事が長続きしない息子に、父親(竹中直人)は説教し母親(浅野温子)は甘やかす、ああ、なんてどこにでもある構図なんでしょう。極端なプレッシャーと甘やかしですっかり打たれ弱くなってる誠治は人間関係でつまずくとすぐ仕事を辞めてしまうのです。耳が痛いです。いやそれにしても冒頭の新人研修は笑ったけど。最近はホントにあんなことさせるんでしょうか。怪しいセミナーみたい。
というわけで、まさにこんな等身大の役をやってるニノさんです。いまどきの打たれ弱ーーいワカモノで、なんかハマりすぎてて見てて痛いです。たぶんあと3回くらいは痛い回が続くのかなと思ったりしますが、もちろん見守ります。
 
黄金の豚- 会計検査庁 特別調査課 -
 はい。なんかどこかで見たよ〜〜〜〜〜な面子が揃っておりますが、今度の篠原さん(堤芯子)は資格オタクでもなく伝説のハケンでもない、でも滅法鼻の利く元詐欺師です。会計検査庁の偉い人(宇津井健)にスカウトされて特別雇用枠で採用され、行政の無駄遣いや悪用を暴くという役どころ。木曜9時のテレ朝枠でおヨネが脱税者からぶんどった税金を、真っ当に国民のために使うようチェックする役目ということらしいです。どちらも仮想敵は私腹を肥やす役人や悪徳業者というところですか。
共演は「ハケンの品格」でも一緒だった大泉洋さん。前に芯子の結婚詐欺に引っかかった相手ということでお互いの弱みを握ってるという関係なんだけど、どうみても大泉さんのほうが弱気です(笑。でもそこがいいかも。あとは、正義感に燃える若手に岡田のまーくん。大泉さんとは天パー対決?あとは生瀬さんとか桐谷さんとか面白いメンバーが揃っているので楽しめそうです。
 
ナサケの女〜国税局査察官〜
 というわけで、上にも書きましたがこちらはマルサです。あの手この手で脱税を計る悪徳業者やFX主婦などを摘発し、重い追徴を課すという役どころに米倉涼子です。えー、西伊豆の「伝説の査察官」みたいです。しかし思いっきりかぶってんな〜〜〜w相手が違うだけで。こちらもキャストはかなり贅沢。演出や脚本もややエンタメ寄りで、もっとさっくりわかりやすくいってます。しかしテレ朝系のこういうドラマってどれもなんか似たような雰囲気になるのはなぜなんでしょうか。演出?カメラ?セットのせいかな…。9時台なのですこし見難い枠なのですが(忘れがちなの…)がんばります。