hebiashi diary

てれび見の記録など。

アリス観た。

アリス・イン・ワンダーランド」観てきました。

映画館で見る3D初体験。「飛び出すというより奥行き」と聞いていたので、先端恐怖症気味の自分でもあまり緊張せずに見ることができました。
ああ、でもやはり3Dは慣れるまで観にくそう、というのも、普通、何かモノを見る時は近くでも遠くでも自然とピントを合わせるでしょう?それがちょっと難しい気がするの。近くはいいけれど、画面の奥のほうを見たいときにピントが合いづらく、少しだけもどかしい思いをしました。こういうものだと割り切って背景は適当に見ることにしたけれど、もともと、気になる背景とかを見たいほうなので、見難いのは若干ストレス溜まる感じ。

でもって吹替版で観たのだけど、キャラにいちいち名前がついていて(たとえば白ウサギ=マクトウィスプとか)ちょっとあれっ?って思いました。アリス本人は以前来た時に知った名前なのかな、と今にして考えればそうなんだけど、少し唐突だったかな〜。これが字幕版ならたぶんさほどに違和感を憶えなかったかもしれない。
声優さんたちの演技はもちろん自然で違和感なかったんだけど、白の女王役が深キョンだったのが、これが意外に良かった。お人形みたいな動きの白の女王に深キョンの「ちょっと棒」な台詞回しが合ってた。
普段、洋画は字幕でしか観ないのでこれも本当なら字幕で観たかったんですけど、3Dを選択するなら吹替版で正解だったようです。つーか、残念ながら地元館では2D字幕版がなかったからなんだけどね(苦笑。

2時間近く、飽きさせずに話を転がしていく構成はさすがです。原作がナンセンスものなので、忠実にやろうと思うとわけわかんなくなってしまうかな…というところを、うまく大筋を作って(作り上げて)2時間映画の枠にぴたりとはめ込んでました。ラストのアリスの選択ですが、これも(ネタバレになるので書かないが)ある意味型通りなんだけれども、微妙に納得がいかなかったのが残念です。