hebiashi diary

てれび見の記録など。

まとめていっちゃえ!

では、まとめていっちゃいます。

「金八」
今回のシリーズは、今まで金八を見てきた中でもダントツに印象が薄かったですわ。ネガティブな感想はなるべく書きたくないと思ってるんですけど、シリーズ全体に疲弊が見えるような気がしますよ。今の中学生ってどうなんだろう、荒れてるのか荒れてないのか、学校全体というより個人レベルの話になってきてるような気がするんだよね。ってうちの上の子がこの春中学生になるんですけどね、実際のところどうなんだかさっぱり??という感じです。制作者側も、ひょっとすると掴みどころが無くて、ぼんやりと「学校裏サイト」をネタに取り上げたはいいけれど料理できなかった、という気がしますよ。でもせっかくだから、あとはSPドラマでも何でもぶち上げて、金八をちゃんと「卒業(定年退職)」させてあげて欲しいです。第1作から付き合ってきたので、ぜひともそこまでは見届けたいです。

「だいすき」
どーでもいい話なんですが、保育に欠けるほど荒れ果ててる設定の福原家・・・下手すっとうちよりキレイです・・・(苦笑。というところはさておいて。こういう障碍者モノってのはいろんな意味で難しいだろうなと思うんですけど、わりと巧い出来だったんじゃないかなと思います。それほど綺麗事ばかりでもないし、行き過ぎたお涙頂戴でもなかった。最初、香里奈さんが主役って聞いたときには失礼ながらえーーっ?と思ったんですけど、体当たりでがんばってたんじゃないかな。彼女がわりとこれまでよくやってたような無表情系でツンなキャラとは真逆の役柄だったので、女優としての幅も広がったんじゃないかと素直に思いますよ。

「鹿男」
うん、面白くて楽しいドラマでした。原作未読なんですけど、原作には無いはずの(だって藤原くんは男なんですよね?)藤原先生との恋物語かりんとうとラブラブ)も程よく品よく彩りを添えてましたね。これから原作読んだら食い足りない気分にならないかしらん。長岡先生も重さんとラブラブになったようだし(二人きりにされて素直に喜ぶ長岡先生は可愛かったっすよ)リチャードも元気になったみたいだし(でもきっとあれはガセw)万々歳ですね。最後になってしまったけど、鹿の使い番・堀田イトは多部未華子さんでぴったりでした。

「佐々木夫妻」
ああー。前半はそこそこ面白かったのにね・・・という意見をあちこちで見かけましたが、私もそのくち。夫婦喧嘩は犬も食わないっていうけど、はいはい勝手にやってくださいよーという感想しか出てこないのはちょっとアレか。しかしあの二人に育てられるアキラくんはいったいどんな大人になるんだろうね〜。おそらくあの家族では一番オトナな存在になるんだろうなと想像できるけど。にしても、山本耕史くんの役(既に役名を憶える気すらない
)ガチホモにする意味と必要があったのか? 最後まで見てみると、本筋とはほとんど関係ない無駄な設定に思えるんだけど。法倫に片思いでつらいとか、その辺をもっと引きずってるとか、そういうのも結局あんまり感じられなかったし・・・てゆーか日曜の夜に見たかないけど(てゆーか妄想ネタとしてはアリなので敢えてそこはノンケで行って欲しかった)

「お花屋さん」
はあ、やっとたどり着いた〜。「薔薇のない花屋」もついに最終回。いろいろつっこみたいところはあるけれど、つっこみキャラは封印して感想をば。このドラマ、雫ちゃん役の八木優希ちゃんを見つけ出したというところがなにより一番ですよ。「エジソン」の賢人もすごかったけど、すごいね彼女は。最近のドラマで子役が出るものはほとんど子役にお株を奪われっぱなしってのが多いけど、一歩抜きん出てると思う。だから、英治と再会して久しぶりの「親子デート」に入るシーン、慎吾ちゃんの無骨な大きな手を、小さな両手で精一杯包もうとしたあの画、もうそれだけで十分。でまた相手役が慎吾ちゃんだというのもね。慎吾ちゃん本人はかなり器用だと思うんだけど、英治という不器用でホント無骨な男は慎吾ちゃんそのもののように感じられるし、あの大きさがあって小さい雫ちゃんとの対比がまたとても絵になってたんですよね。もう美桜のお姫様だっこキスシーンなんて全然メじゃないくらいよかった、親子デートのシーンでした。ストーリーは野島さんにしてはあっさりしすぎて拍子抜けするほどでしたけど、月9でキレイな映像でよかったんじゃないでしょうかー。



はー、まあこんな感じですね。さて巡回巡回っと。


<記事の前後を入れ替えました。書くときには下に続きを書きたくなるんだけど、読む立場だと最新が上のほうがいいような気がして・・・いつも悩むのです>