hebiashi diary

てれび見の記録など。

立ち読みではなくて内容確認、のつもり。

立ち読みは犯罪(湯川れい子)
うち日経とってるので読みました<元記事。記事についてた見出しがこれまたスゴイよ。
「立ち読みが国を滅ぼす」「次世代の才 つみ取る大罪」ときたもんだ。

ときに、家計における書籍費ってどのくらいなもんなんだろう?気になったので調べてみた。
総務省統計局家計調査(総世帯) 平成17年年報統計表の中の「<品目分類>1世帯当たり年間の品目別支出金額及び購入頻度・第10表*1」より。
<全世帯>
書籍・他の印刷物 51,813円
 内訳 新聞 33,653円
 雑誌・週刊誌 5,474円
 書籍 10,951円
 他の印刷物 1,735円
つまり、「立ち読み」の対象になりそうな「雑誌・週刊誌」「書籍」をあわせると16,425円。
月平均の数字を出してみると、
雑誌なら456円(1〜2冊程度)、書籍なら913円(コミックス2冊、新書1冊、薄い文庫2冊…程度かなあ)
うーん、もし書籍費としてこのくらいしか使えない(or使うつもりがない)なら、そりゃ内容の吟味もしますって。無駄な情報にお金を払う余裕は無いってことですよね。


ちなみに湯川氏、4月ごろにも東京新聞でこんなこと書いてたらしいよ。
atsuのB級ニュース批評「立ち読みは合法です」

*1:この「第10表」ってやつ、世帯の収入区分での数値も出てるから、見ると面白いよ。