hebiashi diary

てれび見の記録など。

ボケたら好きなものを食いたい。

先日『女を幸せにしない「男女共同参画社会」』という本についての感想をチラッと書きましたが、切実に思ったことを追加しておきます。著者は嫁の立場で義父母を介護していて、その話も書かれているのですが、いやこれは冗談じゃねぇ!と思いましたね。今の政治の風向きからすると、介護は家庭でという方向にどうやら進みそうな雰囲気ですが、正直それは困ると思いました。もし私がこういう状況に陥ったとしたら・・・そりゃ長男の嫁ですから覚悟済みです。義父母だけじゃなくて、実父母も実質私なんだろうな、と覚悟はしています。弟はあまり当てにできないですから、この4人が重ならないことを本当に心から祈ってるわけです。
で、それとは別にやっておかなくちゃいけないことにも思い至りました。それは自分がボケた時の対策。介護保険とかじゃなくて、生存中の遺言みたいなもんですね。もし私がある程度歳をとってからボケてきたらば「好きなものを好きなだけ食べさせてやってくれ」と、ぜひ書いておきたいと思います。まあ食い意地が張っているというのもそうなんですが、少しでも長生きさせるために食事制限するとか、栄養が取れないからお腹に穴を開けるとかいうのは一切やめて欲しいということです。病院にも、自分が行くと言わない限りは連れて行ったりしないでくれ、と。倒れたりした場合は別ですけども。余計な検査も延命治療も一切いらない、とどこかに明記しておかねばなりません。
もちろん私にはっきりとした意識があってそれを望む場合は別ですが、希望してないことはしないで欲しいということです。「長寿世界一ニッポン」を下支えするための介護は、私には不要です。