hebiashi diary

てれび見の記録など。

シュガシュガルーン(テレ東・07:00〓)

 これは平成の「魔女っこメグちゃん」ですかね?
 つーか、以前読んだ安野モヨコ氏のインタビューでもそれっぽいこと書いてあったようななかったような。気のせいかもしれませんけど、リスペクトしてるっぽい感じはしますよね。ちょっと過剰なところのあるデザインの感じとか、魔法界の女王の座をめぐって、見習い魔女みたいな女の子が人間界で修行するところとか、それはもうまんまだし。

 で、主人公ショコラの声をやってるのは松本まりか嬢。なんかいきなり気合抜けますよーって感じだったんで、最初10分くらい見たところで「あーこれはもう敗北宣言か?」と思ったんですけど、意外なことに我慢してたら慣れてきまして、最後まで見たら案外面白いかもよ?という気分になりました。今後、視聴継続するかどうかは微妙だけれど。

 ところで最近のキャラ立ちってこんな感じなのねー。女の子に人気ありそうな元気強気キャラが主人公、一方ライバルの位置にいるのは男子の人気が出そうなおとなしくて優しげなキャラ、と。「メグちゃん」とはベクトルが全く違うんだなということがわかります。メグちゃんは元気で明るいキャラ、ライバルのノンは大人っぽくて冷静な感じのキャラで、でもどっちのキャラも同性である女の子のほうを向いて立ってる感じでしたもん。つまり女の子の中でメグ派とノン派に分かれるようなそんな感じ。女の子がメグで男の子がノン(あるいはその逆)、ってことはなかった。

 やー、それにしても、ある意味わかりやすい作品ではあるのかも?しれないが、ここまでわかりやすいのは、かえって意外な落としどころに落ちたりするのかも?と深読みをしたくなってしまいますね。