hebiashi diary

てれび見の記録など。

松子・役者魂・おまめ

嫌われ松子の一生#1
人生のドツボにはまって転落していく女の生涯を描いた作品、ってことで、実はそのあおり文句だけで原作にも映画にも手をつけなかったわけですが(そういう話は見ててつらくなるかなあ、と思ったから)。
うん。切れちゃう時って、こんな感じかも。
いろんなことが積もり積もって、空回りに次ぐ空回り。やってらんない!と、ついに振り切ったところではなぜか爽快な気分にもなったりしました。まあ元はといえば松子の何でも丸くおさめようとする、ある意味主体性のなさが自身の不幸を招いたわけですが、それにしてもまわりの男どももひどいね、こりゃ。という感じです。下手すると他人事ではない感じでもあるのが、共感出来る理由かもしれない。次回も見ます。

役者魂!#1
君塚良一さんの脚本で、韻を踏んだような台詞回しが多かったのは「役者」を描いた作品だからでしょうか。子役たちが松たか子に畳み掛けるシーンでは脚本の特徴がよくあらわれてたと思います。
少しばかり妄想癖があって、でも実は超・現実主義者である烏山瞳美(松たか子)、面白いですねえ。
シェイクスピア俳優に藤田まことをもってきたのも面白いなあと思います。森山君は今回もちょっとウザイ系ですなー。次回も見る予定です。

アンナさんのおまめ#1
ベッキー頑張ってて、余裕があれば面白いんだろうなあとは思うんですけど…痛すぎる女は見てて我がことのようにつらくなってくるので、パスします。