hebiashi diary

てれび見の記録など。

ふたつのスピカ#11

アスミは佐野先生から友朗のことを聞かされ衝撃を受け、激しく動揺する。
鈴成先生は結婚式。そうか、そうだよな…。


というわけで。友朗さんが肉体労働者になっている理由の一端が窺えそうだ。もともとはエリートだろうに、わざわざ身体をいじめる仕事についているのは、贖罪の意味もあってのことなんだろう。真実を知りたいけれど、これ以上の掘り下げはないかもしれないな。あったとしてももう少し先のことになるのではないかと思う。
佐野先生は獅子号の件で友朗を恨んでいるのかな。大切な人を失ったとか、自分の機会を失ったとか。でもそれはアスミ本人には関係のない話なので、ちょっと可哀想ではある。


圭ちゃんは、急に様子のおかしくなったアスミを心配してあれこれ気持ちを盛り立てようとするけれど、当のアスミにはやんわりと拒否され、カッとなり「大嫌い!」と言ってしまう。ああ、あるよねあるよねこういうの。その辺の機微は、苦労知らずの圭ちゃん(そして府中野くん)にはまだまだピンと来ないのかもしれない。苦労人らしい万理香ちゃんや秋くんは思うところがあるみたいだけど。でもって佐野先生の挙動に疑問を抱いた秋くん、さすがですなー。


学校に行かず家に戻ってきたアスミ。思いがけない便りが届いていたわけで、偶然のようでいてやはりこれは天の采配なのだろうと思うけれど、鈴成先生の結婚式を見ることができたアスミ。そしてライオンさんの涙も。ライオンさんは鈴成先生のもとを離れがたくて、この地にとどまっていたらしい。アスミとともに東京に出てくるのかな?そうなると、万理香とも会うことになるよね?(万理香に彼の姿が見えるかどうかは別として)


次回はまた過去話らしい。なんか色々と思うところはあるのだけど…。